CSファイナル 西武vs. SBを高木豊、大矢、平松が展望 2018年10月15日

2018年10月15日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」で10月17日から始まるパ・リーグ、クライマックスシリーズのファイナルステージ、埼玉西武ライオンズvs.福岡ソフトバンクホークスの展望を横浜で監督をしていた大矢明彦、元横浜の平松政次と高木豊がタレントの衛藤美彩と共に語っています。

CSファイナルの予想先発

衛藤　第1戦の予想先発は西武が菊池雄星投手でソフトバンクがバンデンハーク投手です。

高木　はい。これは番組スタッフが勝手に考えたものです。だいたい間違いはないと思うんですけども。大矢さん、どういう試合になりますか？

大矢　とにかくソフトバンクは最初に1つ勝たないとイーブンになりませんのでね。

高木　そうですね。

大矢　西武の方がシーズン中の勢いを最初から出せるかどうかがひとつ難しいところですね。

高木　平松さん、予想先発を考えているんけど、2戦目のソフトバンクの先発は武田翔太です。

平松　今年の武田は調子が悪いですからね。

高木　うん。

平松　だから、投手陣から考えると1戦目2戦目で力のある菊池雄星と多和田ですからね。でも、多和田はソフトバンク戦では弱いんですよね。

高木　そうですね。防御率が悪いですもんね。

平松　これは相当打たれてますからね。まあ、しかし、どちらかと言うと西武の方が有利かなという気がしますよね。

高木　うん。

平松　これは打線がやっぱり打つしね。

高木　ただ、この空いた間隔というのは西武からするとイヤじゃないですか？

平松　もちろんね。

高木　やっぱりリズムがパッと掴めれば西武がガッといくと思いますけど。

平松　まあ、毎年この間隔が1位で待っているチームが不利になったりする場合もありますけど、終わったらそんなことは問題にならないもんね。

高木　そうですか(笑)

平松　なってない。

高木　大矢さんはどう思いますか？

大矢　やっぱりね、1つアドバンテージがあるのは大きいと思うんですよね。

高木　そうですねぇ。

大矢　ソフトバンクからしたら1つやられている状態からいくんで。

高木　はい。

大矢　西武には若い選手が多いだけに1戦目に乗っていけるかどうかっていうのが大きなところになるんですよね。

高木　ですよね。まあ、どんなファイナルステージになると思いますか？

大矢　ピッチャーがどれぐらい我慢できるかというところかな。両チーム共にピッチャーが完投してピッチャーが活躍するようなシリーズにならないと思いますんでね。まあ、打者がどのくらい打っていくか。

高木　じゃあ、中継ぎ勝負になる？

大矢　中継ぎの勝負にもなるでしょうね。

高木　ということは、どっちが有利ですかね？

大矢　まあ、僕は五分五分だと思うけどな。

高木　五分五分。上手い言い方ですね(笑)

大矢　そうでしょ？

高木　はい(笑)　平松さんはどういうシリーズになって、どっちが有利だと思いますか？

平松　まあ、今年の対戦を見ても西武の13勝12敗で本当に互角ですよ。

高木　そうですね。

平松　それを予想するのは非常に難しいんだけど、やっぱり2チームは打力が非常に強いもんですから、やっぱり打ち合いになると思う。

高木　なるほど。ということは中継ぎ勝負？

平松　先ほど、お二人も話したけど中継ぎもそうだし、ピッチャーは中継ぎも抑えも、非常に厳しいゲームになると思いますね。

高木　どっちが有利ですか？

平松　うーん。やっぱりアドバンテージを持ってる西武が有利だと思います。シーズン中は互角に戦っているだけにね。

高木　ちょっと歯切れが悪いですね(笑)

衛藤　フフフ(笑)

高木　やっぱり難しいんですよね。

大矢　ソフトバンクからしたら1戦目に投げるピッチャーが西武のバッターをピシャっと抑えたら西武はスゴく焦る。最初にやられたらね。

高木　そうですね。

大矢　だから、1戦目というのは非常に大きいと思いますね。

高木　ただ、菊池雄星がこの前ソフトバンクに勝ったでしょ。それで第1戦を任される。それは西武にとっては強みだと思うんですよね。

以上です。

何か色んな要素が重なり合っていて難しいですね。