2018年11月4日にフジテレビで放送された「S-PARK」でタラレバで『広島はこうすれば良かった』というのを立浪和義、野村弘樹、谷繁元信、真中満が結果論で語っています。フジテレビアナウンサーの宮司愛海と中村光宏(この二人はまとめてアナと表記)と共に語っています。

 

4人の意見

アナ スポーツ界では禁断とされているタラレバですが、惜しくも34年ぶりの日本一がならなかった広島なんですが、『もしあのときこうしていれば』を立浪和義さん、野村弘樹さん、谷繁元信さん、真中満さんに発表して頂きたいと思います。

 

野村弘樹『もし菊池が3塁で止まっていれば』
谷繁元信『もし盗塁ではない作戦をとっていれば』
立浪和義『もし松山の交代を遅らせていれば』
真中満『もし早い継投策をとっていなければ』

 

野村『もし菊池が3塁で止まっていれば』

アナ まず野村さんから参りましょう。

 

野村 これ第4戦の初回なんです。

 

アナ はい。

 

野村 ランナー1塁菊池で丸が2ベースヒットを打つシーンなんですけど、菊池が3塁を回ってホームでタッチアウトになるんですね。

 

アナ そうでした。

 

野村 これ、もし3塁で菊池が止まっていれば、1アウト2-3塁で4番で絶好調の鈴木誠也です。そして5番の松山もいます。

 

アナ はい。

 

野村 ここでヒットが出れば得点もできたんで菊池が3塁で止まっていれば勝てたんじゃないかなというシーンでしたね。

 

アナ 1回表でしたからね。

 

 

谷繁『もし盗塁ではない作戦をとっていれば』

アナ さあ、続いて谷繁さんです。

 

谷繁 はい。もし盗塁ではない作戦をとっていれば。

 

アナ というと。

 

谷繁 これ1戦目2戦目にまずスチールを刺されているんですよね。

 

アナ はい。

 

谷繁 そして3戦目の初回にも田中広輔が楽々刺されているんですよ。だから、広島の足に対してソフトバンクバッテリーというのはかなり警戒しているということで、盗塁ではなくてエンドランであったり。

 

アナ はい。

 

谷繁 例えばバスターエンドランであったり、そういう作戦をとった方がソフトバンクバッテリーにプレッシャーを掛けられたんじゃないかなと思いますね。

 

アナ なるほど。走るカープというのを抑え込まれましたよね。

 

 

立浪『もし松山の交代を遅らせていれば』

アナ さあ、続いて立浪さんお願いします。

 

立浪 はい。第5戦なんですけど、広島が7回表に4-3と1点リードをしていたんですけど、この回の松山選手の打席で代打を送るんですよね。

 

アナ はい。

 

立浪 まあ、嘉弥真投手が継投で出てきて新井選手が代打で出てきたんですよね。今シーズンの松山選手というのは打つ方では結果を残していたので期待が持てたんですよね。この場面の新井選手も期待を持てましたけど凡退。このあとに同点に追い付かれて松山選手の打順にまたチャンスが回ってくるんですよね。

 

アナ うーん。

 

立浪 だから交代がちょっと早かったのかなという。

 

アナ まさにタラレバですね。

 

 

真中『もし早い継投策をとっていなければ』

アナ では真中さんお願いします。

 

真中 はい。もし早い継投策をとっていなければ。

 

アナ はい。というのは?

 

真中 第5戦での先発大瀬良の降板ですよね。5回途中で代えるんですね。

 

アナ はい。

 

真中 ソフトバンクの工藤監督がその前のイニングで千賀を降ろしたんですよね。その交代に若干乗せられたというか、同じように足を踏んでしまったんですよね。その辺で大瀬良を引っ張っていれば変わった展開もあったのかなと思いますよね。

 

アナ あくまで禁断のタラレバですがね。

 

真中 もちろんそうです。

 

 

以上です。

結果論で考えられる分岐点が色々あります。

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