2016年にフジテレビで放送された「ユアタイム」のスポーツコーナーの100人が選んだナンバーワン 走塁部門です。ナレーターと選手の語りと共に進行します。
走塁部門 第4位
鈴木誠也 もう絶対走るよなって。
岩貞佑太 一番警戒した選手。
坂口智隆 やっぱ見てて楽しいです。
石川雅規 やっぱり山田ですね。
4位は史上初の2年連続トリプルスルーを達成したヤクルト山田哲人(10票)。2016年シーズンの盗塁成功率はなんと93%(30盗塁成功で2回失敗)。なぜこんなにも失敗が少ないのかその秘密が隠されたシーンがこちら。
盗塁をしようと走ったが間に合わないと思ってストップして挟まれそうになりながらも1塁に戻りセーフの映像が流れる
スタートを切ったものの『これは無理だ』と判断した山田は半分まで行ったところでなんと戻ることを選択。これにはさすがの山田も(口の動きが『あっぶね~』)。
川端慎吾 盗塁の失敗も少ないですし。やっぱり技術が高いのかなと思いますね。
高い成功率の裏には盗塁技術に加え瞬時の判断力があある。
走塁部門 第2位 1人目
武田翔太 あの年齢で・・・。
角中勝也 あの年で・・・。
金子千尋 あの年齢にして・・・。
千賀滉大 あれだけ走れるのは凄い。糸井さんで。
2位のまず一人目はオリックス糸井嘉男(16票)。みんなが口を揃えるのもそのはず。歴代の盗塁王を見ても20代がほとんどを占めるなか糸井は歴代最年長で盗塁王に輝いたのです。この男の鉄人ぶりにはトリプルスリーも脱帽。
山田哲人 僕からして50個以上は絶対に走れないです。1試合に1個走るだけでも相当しんどいです。「行かなあかん」みたいな凄い集中するし。それを53個って凄いなと思います。
走塁部門 第2位 1人目
その糸井を上回る38歳でランクインしたのが・・・
坂本勇人 年を取るたびに進化してる。
菅野智之 走るって分かっている中であれだけの盗塁成功率を持ってますし。
村田修一 僕の代走で出た時は僕もちょっとホッとしますね。尚広さんじゃないですかね。引退されましたけど。
2位のもう一人は巨人鈴木尚広(16票)。チームメイト全員から投票(全16票中9票が巨人の選手)されたことからも分かるように幾度となくチームを救ってきた鈴木。そんな足のスペシャリストも2016年シーズンで引退。あのイチローをも上回る通算盗塁成功率.829(イチローは.826)という驚異の数字を残しました。
番外
両リーグの盗塁王(糸井と山田)もこの企画3連覇中の鈴木も既にランクインを果たす波乱の今回。中にはこんな意見も。
丸佳浩 めっちゃ速いですよ、あの子。あれは僕は度肝を抜かれました。ホンマその映像をのせてください。マジ速かったんで!
2013年盗塁王・丸もビックリの走塁。DeNAのピッチャー砂田穀樹。
砂田のショートゴロ内野安打の映像が流れる
平凡なショートゴロがセーフに。
丸佳浩 捕った時はまだ半分くらいだったんですけど。そこからパン!とギアが上がった時に「はやっ!」と思って。めちゃめちゃ速かったですよ。
走塁部門 第1位
鈴木大地 速いです!
美馬学 足がとにかく速いです。
石川歩 内野ゴロでもセーフになっちゃう。
田村龍弘 遥輝さんですかね。西川さん。
敵チームのバッテリーも悲鳴を上げる韋駄天はこの男。第1位日本ハム西川遥輝(22票)。盗塁を中心とした声が多かった前の三者とは違い西川にはただ足が速いだけではない走塁技術の極意を詰め込んだような賞賛の声が溢れた。
浅村栄人 ちょっと間を抜けたら三塁打になるんで。足が速い選手はたくさんいますけど『うまいプラス速い』。
田村龍弘 捕った時はイケると思うんですけど。投げて良い球がいってもスライディングが速くてセーフになるんです。
2016年盗塁王の糸井金子(53盗塁)を差し置いて1位に輝いた西川(41盗塁)。速いに加えベースランニングの上手さで一つでも先の塁を陥れることから多くの選手から恐れられる選手になっているのです。そんな西川が選ぶ2016年のナンバーワン走塁は?
西川遥輝 日本シリーズの大谷がサヨナラヒットを打つ前の盗塁です。
2016年日本シリーズ第3戦。延長10回2アウト1塁。サヨナラのチャンス。
盗塁を決める西川の映像が流れる
この超緊迫した場面で見事に盗塁を決めてみせる。その直後、大谷のタイムリーで西川は2塁から一気に生還。劇的なサヨナラ勝ちを演出した。
西川遥輝 本当に緊迫した場面であれは自分の中でも今シーズン忘れられないと思いますね。
選手 | 票数 | |
1位 | 西川遥輝 | 22 |
2位 | 鈴木尚広 | 16 |
3位 | 糸井嘉男 | 16 |
4位 | 山田哲人 | 10 |
番外 | 砂田穀樹 | 1 |
以上です。
西川の足がえげつないのは有名ですよね。