2018年10月29日に関西テレビで放送された「報道ランナー」で山本昌が阪神タイガースの監督に就任した矢野燿大監督について関西テレビアナウンサーの新実彰平と共に語っています。

 

アナ 昌さんは矢野新監督の中日時代のチームメイトですよね。

 

山本 そうですね。

 

アナ 4歳差というご関係で。

 

山本 うん。彼がルーキーの時に私の部屋子だったんですよ。キャンプで同じ部屋だったんです。

 

アナ そうですか。

 

山本 オーストラリアのキャンプで同じ部屋で過ごして、毎日2人で釣りをしまして。

 

アナ 釣り!キャンプで釣りをするんですか(笑)

 

山本 キャンプの練習が終わった後に毎日20時まで釣りをして、釣った魚を日本料理屋に持って行って、毎晩魚を食べて、毎日を過ごしていましたね。

 

アナ そうなんですね。

 

山本 それで彼が『テル』って呼ばれていますよね。

 

アナ アキヒロさんなのに何故かテルですよね。

 

山本 このテルと名付けたのは僕なんです。

 

アナ えぇ?

 

山本 輝くという字だったので、僕がテル、テルと言っていたら、もうどこに行ってもテルになりましたね。

 

アナ 昌さんがテルと名付けたんですね。

 

山本 はい。僕が付けましたね。

 

アナ 性格的にはどういう方ですか?

 

山本 非常に優しい面もあるんですけど、闘志が凄いですね。

 

アナ はい。

 

山本 普段から優しいんですけど、よくバッテリーを組んだときに強気のリードでしたね。

 

アナ 昌さんの方が年上ですよね。

 

山本 逆に僕のことをグイグイ引っ張ってくれるようなリードをしてくれましたから。

 

アナ へぇ~。

 

山本 おぉテル熱いなあ、というね。

 

アナ インタビューでは優しさが目立つんですけど。

 

山本 いや、熱いものを持ってますから。

 

 

ここで1998年6月25日の中日阪神戦、ナゴヤドームの試合映像が流れる。矢野は阪神のキャッチャーとして出場し際どいホームクロスプレーでセーフと判定されて矢野が審判に激昂する。この時に矢野を止めに入っていたのがネクストバッターの山本昌だった。

 

 

アナ 矢野監督は熱いですね。

 

山本 私が止めた時に、ハッと我に返ったんです。

 

アナ はい。

 

山本 そして次の日の新聞で「私はまだ阪神の一員になっていなかった」とスゴく反省していましねぇ。

 

アナ なるほど。ここで我に返るようならまだ中日の血が流れているということで。

 

山本 そうですね。私の顔を見てホッとしたらしいんです。

 

アナ ハハハ(笑)

 

山本 だから、スゴく反省していました。

 

アナ そうなんですね。でも、本当に熱い方なんですね。矢野さんからもしラブコールがあったらどうしてたんですか?

 

山本 私は矢野さんから電話がありましたら引き受けましたよ。

 

アナ え?阪神入閣?

 

山本 やりましたよ。ただ電話がなかったから(笑) まあ、それぐらいルーキー時代からの付き合いなんで。

 

アナ そうなんですね。

 

山本 是非、タイガースには頑張ってほしいなと思っています。

 

アナ 矢野監督はどんなチームを作られると思いますか?

 

山本 サプライズがあったり、奇をてらった戦術じゃなくて、まずセオリーで地に足を着けたような野球をするだろうなと。

 

アナ なるほど。

 

山本 チームの力を最大限に引き出すような、捕手目線の野球をやっていくんじゃないかと。

 

アナ はい。

 

山本 非常に期待しています。

 

アナ キャンプで昌さんはインタビューとか出来ますかね?

 

山本 いやいや、やりますよ。

 

アナ 是非、昌さんにしてもらいたい。

 

山本 これを断ったら、僕も一言物申します。

 

アナ ハハハ(笑) 今後も矢野監督情報をお願いします。

 

山本 はい。

 

 

以上です。

昌さんと矢野には熱い友情がありそうです。

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