2018年10月19日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」で『選手にとっていい首脳陣とは』をテーマに楽天で監督をしていたデーブ大久保、元ヤクルト広島の笘篠賢治、元横浜の高木豊がフリーアナウンサーの山田美幸と共に語っています。

 



アナ 今日のテーマをお願いします!

 

大久保 『選手にとっていい首脳陣とは』です。本音でトーク!

 

アナ はい。

 

大久保 まあ、いつも本音でやっているようですけど、実は遠慮があるじゃないですか。

 

高木 いつも本音だよ。

 

大久保 とりあえず、本音でやるためにいつもの呼び方で豊ちゃん、賢ちゃん(笘篠)。

 

高木 それとデーブ。

 

大久保 そういうので今日は話をさせてもらいたいんですけど、今日は広島がCSのファイナルステージを勝ちました。今は色んなチームで監督、コーチが代わるとなっています。

 

高木 はい。

 

大久保 でも、よくコーチ陣が「監督を男にしたい」とか言うけど、いやいや選手でしょって。選手を男にしてやる、選手に勝つ野球を教えてやりたい、選手にお金を稼がせてやりたい、そんな選手をファンに見てもらいたいのに、ちょっとズレてないかと。首脳陣、監督を代えれば強くなるとか、球団の方針はどうなんだとか、という思いがスゴくしているので。まず賢ちゃんに聞きたいんだけど、広島ってスゴく弱い時代が長くあったじゃないですか。

 

笘篠 はい。

 

大久保 ところが、簡単に3連覇しているようだけど、とんでもない数字じゃないですか。

 

笘篠 うん。

 

大久保 どういうことで選手がいい状態になってんのか、首脳陣は何をやってるのか聞きたいんですけど。

 

笘篠 まずは方向性がブレないということですよね。

 

大久保 うん。

 

笘篠 カープの場合はOBの方が歴代の監督をやられて、そしてカープのいい伝統を守っている。

 

大久保 確かに。

 

笘篠 外部から指導者を呼んでチームを変えるのもアリなんですけど、それによって今まで培った伝統が消えてしまう恐れがあるんですよ。

 

大久保 はい。

 

笘篠 そういう部分ではカープの監督の配置の仕方というのが、まず一つありますよね。

 

大久保 うん。

 

笘篠 それと選手を育てていかないといけないカープでは、今の時代は言葉の暴力だとか伝え方というのがスゴく気を使う部分がありますよね。

 

大久保 うん。野球界もパワハラがあるからね。

 

 

笘篠 あります。その中でカープの場合は伝統としてファームでも「ワレ何しとんじゃコラ!」と言いながら、熱くぶち当たりながら練習をしながら。

 

アナ フフフ(笑)

 

笘篠 その中でユーモアもあり笑いもありという環境の中で選手と取り組んでいるという部分もありますよね。

 

大久保 豊ちゃんは選手にとっていい首脳陣とはどういうもんだと思いますか?

 

高木 まず姿を消せること。

 

大久保 首脳陣がね。

 

高木 うん。それで自由を与えながら、ずっと見ていて、ここでワンポイントでアドバイスをすれば伸びるなってところでアドバイスできる人。

 

大久保 確かに。

 

高木 まあ、喋ってないと仕事をしていない雰囲気だと周りが見てしまうので、何でもかんでも言っちゃうコーチがいると思うんですけど、一番苦しんでいるのは選手で、「ワンポイントここだけ直せば良くなるからやってごらん」って。そうしたら直った。そうなれば他に何も言うことがないじゃないですか。

 

大久保 うん。

 

高木 だから、姿を上手く消せる人。

 

大久保 それでね、俺なんかが思うのは、球団が言うんですけど「選手とコーチは食事に行っちゃいけない」とか。

 

高木 うん。

 

大久保 そんなことよく言ってるなって。そんなことってありますよね。よく球団から言われることってありますよね?

 

高木 やっぱりね、信頼関係を作るのに、一緒に食事に行かないといけないし、一緒に酒も飲まないといけないんですよ。

 

大久保 うん。

 

高木 そうやって信頼関係ができると、やっぱりその言葉が生きてくるし、言霊が胸に入って来ますよね。

 

大久保 確かに。うーん。賢ちゃんなんかも選手とコーチでやりました?

 

笘篠 やりましたよ。やっぱりレギュラークラスだけでは勝てないんですよ。だからレギュラークラスじゃない選手の中でスゴく燻っているというか、悶々としている選手をしっかりとケアしながら、しっかりと準備をさせて勝つ野球に持っていくということですよね。

 

大久保 俺が一番言いたいのは、自分が食っていくためにコーチをやるんじゃないということ。

 

アナ はい。

 

大久保 選手が食っていくためにコーチは全てを捧げろっていう。全て選手のためにやってほしいという。じゃなきゃ、プロ野球を見ても面白くなくなっちゃう。命を懸けてやってください。

 

 

以上です。

一番大事なのは情熱です。

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