2018年5月5日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs楽天戦でも則本を攻略しボコボコにした打撃陣が好調で点を取りまくりの西武ライオンズの選球眼について元阪神南海の江本孟紀、横浜で監督をしていた大矢明彦がフリーアナウンサーの梅田淳と共に語っています。
アナ 今日の西武のヒーローインタビューは背番号55の秋山選手だったんですが、こんなことを言っています。「とにかく野球を好きになってほしい」と呼び掛けた。本拠地では小学生以下の子供たちにグラブを配るなど野球の競技人口の増加へ活動を続けているそうですが、その秋山選手を中心とした打撃陣が打つわ、打つわ。でも、勢いだけじゃない気がして、お二方(江本と大矢)に見ていただきたい数字があるのですが。
【西武の5/5までのチーム打撃成績】
打率.289 (リーグ1位)
本塁打32 (リーグ2位)
盗塁27 (リーグ2位)
犠打12 (リーグ6位)
四球120 (リーグ1位)
アナ 選球眼という話をしたいと思うんですね。四球120でリーグ1位。これはいかがでしょう、大矢さん。
大矢 今日も際どいところをしっかり見逃すんですよね。
アナ はい。
大矢 これで繋がって得点になるというケースが今日はスゴく目立ったんですね。ただ、打つだけではなしにね。相手のピッチャーも苦しみますしね。
アナ はい。
大矢 これは迫力のある怖い打線ですね。
アナ そうですね。江本さんはいかがですか?
江本 まあ、ここ数年、実力は当然ついていましたよね。秋山を筆頭にね。
アナ はい。
江本 だけど、この数字を見るとチーム打率と四球。これはやっぱりトップを走っていてもおかしくないよね。相手のピッチャーからしたら、これだけ四球を選ばれるっていうのはね、ピッチャーはストライクばっかり投げているわけじゃない、ボール球を打たそうとするわけですから。
アナ そうですよね。
江本 それを見られているというのがこのデータでしょうね。
アナ ハッキリ数字に表れているということです。
以上です。
打つことに着目すると相当打っているんですけど、そのスパイスに優れた選球眼による四球の多さですよね。四球で出塁率を上げて得点機会を増やしていくのも攻撃には大事な要素ですね。みんな選球眼が良かったら相手ピッチャーは絶対に苦しみます。コントロールの悪いピッチャーだと西武打線は相当苦しいでしょうね。