2019年3月16日に日本テレビで放送された『Going Sports & News』で赤星憲広が2019年のセ・リーグの順位予想で阪神を4位、広島を優勝、巨人を2位に予想した理由を番組MCの上田晋也と共に語っています。

 

阪神が4位の理由

上田 古巣の阪神が4位予想。去年は残念ながら阪神は最下位でした。

 

赤星 はい。

 

上田 今のところオープン戦も結果が出てませんけど、どの辺で4位だと。

 

赤星 投手力はセ・リーグでもトップクラスだと思うんですけど、正直守備力を含めてどうなのかなと。あとはオープン戦でルーキーの木浪選手と近本選手が頑張っているんですけど、他の若い野手陣がちょっと出てこれてないんですよね。そこが4位にした理由になるんですけど。

 

上田 なるほど。では4位より上に行くためのキーマンは誰になるんでしょう?

 

赤星 矢野監督は多分、大山選手を4番にしようと思っているんですけど、その大山選手がやっぱりキーマンなんですね。矢野監督は4番固定を明言しているんですけど、大山選手は3年目24歳の和製大砲と言われているんですが。

 

上田 うん。

 

赤星 期待する理由が実はあって去年のホームラン11本のうち9月に9本固め打ちしているんですね。

 

上田 はいはい。

 

赤星 それで何かを掴んでいると思うんですけど、やはり昨年巨人の岡本選手がブレイクしたように今年彼がブレイクするようなことがあれば僕は上位に来るかなという気がしますね。

 

上田 なるほど。Aクラスに入るかどうかは大山選手次第だと。

 

赤星 あまり期待し過ぎるのも良くないかもしれないですけど、大山選手に頑張ってもらえればあるかと思いますね。

 

上田 なるほど。

 

 

広島が優勝の理由

上田 今年も優勝は広島だと。

 

赤星 そうですね。

 

上田 ただ、丸選手が抜けて戦力的にはだいぶキツいのかなという気がしないでもないんですけど。

 

赤星 このチームは誰かが抜けたら必ず誰かが出てくるんですよ。今までもそうだったので。

 

上田 うーん。

 

赤星 今年、僕は丸選手の穴を埋めるために出てくる選手というのが4年目の西川選手だと思っているんですね。

 

上田 ほー。

 

赤星 それで去年は規定打席に届かなかったんですけど、3割打ってるんですよ。それで穴が埋まると確信した理由というのが打撃なんですよ。

 

上田 はい。

 

赤星 西川選手は左バッターですけど、去年の対左ピッチャーの打率が.307で対右ピッチャーの打率.310とあまり変わらないんですね。

 

上田 なるほど。

 

赤星 それで広角に打てるというのでいうと、丸選手みたいに長打、ホームランというのは少なくなるかもしれませんけど、チャンスを拡大できれば後ろに鈴木誠也選手がいますから。

 

上田 うん。

 

赤星 オーブン戦ではあまり結果が出てないんですけど、公式戦に入ったら打つんじゃないかと思いますね。

 

上田 なるほど。去年は多少守備でミスもありましたけど、今年は外野ですよね。

 

赤星 外野なので気持ち的にはちょっと楽にはなるかなという気がするんですよね。

 

 

巨人が2位の理由

上田 ジャイアンツが2位の理由というのはどの辺なんでしょう?

 

赤星 正直、投手陣の不安というのが実はありまして。

 

上田 そうですか。

 

赤星 セ・リーグで唯一クローザーが確定していないんですよね。だからこそ新外国人のクック投手が抑えになるのではないかと言われているんですが、彼がハマるかハマらないかでスゴく変わってくるんじゃないかと僕は思ってますね。

 

この日までのクックのオープン戦の成績

3試合 3失点 防御率9.00(3/16時点)

 

上田 ほー。他にジャイアンツ優勝のためのキーマンはいますか?

 

赤星 やっぱり打線でいうと吉川尚輝選手かなと思いますね。

 

上田 あぁ。

 

赤星 彼が1番か2番。今は坂本選手、丸選手含めて1番2番がぐるぐる変わっているので。彼がしっかり繋ぐことができれば4番は岡本選手が確定しているので、巨人打線の方は心配がなくなるでしょうね。

 

上田 なるほど。それで赤星さんの順位予想はこうなったわけですね。

 

赤星憲広の2019年 セ・リーグ順位予想
1位広島カープ
2位読売ジャイアンツ
3位東京ヤクルトスワローズ
4位阪神タイガース
5位横浜DeNAベイスターズ
6位中日ドラゴンズ

 

赤星 はい。

 

上田 この予想は節目節目で出していきますから。

 

赤星 ハハハ(笑)

 

 

なお中日、横浜、ヤクルトには言及がありませんでした。

関西ローカルの番組での順位予想では違う視点からも語っています。

 

以上です。

阪神は長打力不足、広島は丸の穴が埋まるか、巨人はリリーフが焦点ですね。

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