2019年4月6日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日のvs.読売ジャイアンツ戦で横浜DeNAベイスターズの国吉祐樹が投げた日本人2位タイとなる161キロのボールについて元横浜の斎藤明雄、元ヤクルト広島の笘篠賢治がフジテレビアナウンサーの大村晟と共に語っています。
国吉のヒーローインタビューの一部
国吉 (160キロは)目標にしていた数字でもあったんで。でもスピードだけじゃないんで今後もしっかり抑えていけるようにやっていきたいと思います。ここ何年か燻っていた思いを今シーズンしっかりと結果で返せるようにしていきたいと思います。
斎藤明雄 笘篠の解説
アナ リーグ首位の巨人の連勝を6で止めたのがDeNA。やはりその中でもヒーローに選ばれた国吉投手の161キロ。これは大谷投手が投げた165キロが1位なんですけど、この161キロが日本人2位タイ。
NPB 日本人球速ランキング | ||
1位 | 165キロ | 大谷翔平(2016年) |
2位 | 161キロ | 由規(2008年) |
千賀滉大(2019年) | ||
国吉祐樹(2019年) |
アナ 明雄さん、このスピードはチームにとって大きな戦力になりそうですね。
斎藤 そうですね。変化球はスライダー、フォークもあるんですけどやはり一番の武器は真っ直ぐだと思うんですよね。
アナ はい。
斎藤 今シーズンのベイスターズの投手陣を見ると全体的にちょっとボールが速くなってるんですよ。聞いたところによると体幹をものすごく鍛えるトレーニングをしてて。当然グラウンドではショートダッシュをしてるんですけど、何事にも動くときにスピードをつけるような練習方法を取り入れてるから、今こういうスピードが出るようになってるのかなという感じがしますね。
アナ うんうん。
斎藤 とにかく体幹を大事にしてやっていってる。だから下半身始動というので投げられているという話をトレーニングコーチから聞きましたけどね。
アナ そうなんですね。苫篠さん、196センチの長身で体幹もあって161キロを投げると。
苫篠 そうですね。この投げ方を見ると、少しねじったままバッターの方に向かって行く、足を踏み出すまでの形がスゴくダルビッシュを彷彿とさせますよね。
アナ ほー。
苫篠 それぐらい速い球を投げるためにはどういうところにパワーを溜めて、それを吐き出していくかっていうね。
アナ うんうん。
苫篠 まあコントロールを抜きにして速い球を投げるためには、速いスイングするためには、みたいなところですよね。そういうところができていると思いますね。
アナ はい。
以上です。