2019年4月7日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日のvs.オリックスバファローズ戦で9回裏からキャッチャーとして起用された東北楽天ゴールデンイーグルスの銀次について元南海阪神の江本孟紀、元日ハムの岩本勉、ヤクルトで監督をしていた真中満がフジテレビアナウンサーの杉原千尋と共に語っています。
【状況】
楽天は9回表の攻撃でベンチにキャッチャーがいない中、足立に代打藤田を出し同点に追い付く。その裏から何と銀次がキャッチャーを守り盗塁阻止をするなど4イニングを守った。
アナ 楽天は銀次選手がプロ14年目で初めてマスクをかぶるということで。
岩本 ちょっと不安に一瞬見えましたけど真中さん、どうですか?
真中 もともとキャッチャーで入ってきた選手なんでね。
岩本 入団したときはそうですね。
真中 経験はあるんですけど、1軍の緊張した場面の終盤に延長の4イニングを守ったんですよね。
岩本 盗塁まで刺しましたからね。
真中 はい(笑) 相当気を使ったと思うんで今は体がバリバリじゃないですかね。
岩本 でも、こういう多機能な選手が一人でも多ければベンチとしてはありがたいんじゃないですか?
真中 そうですね。最後のキャッチャーを使うのってスゴく勇気がいるんですよ。それで今日は最後のキャッチャーに代打を出して銀次が守りましたよね。
岩本 はい。
真中 これね、平石監督の勇気ある采配なんでね。その結果で最後に追い付いたんで素晴らしい采配でしたね。
岩本 江本さん、僕は映像を見てスゴく座りのいいキャッチャーだと思ったんですけど、どうでした?
江本 体型はキャッチャータイプやからね。
岩本 はいはい。
江本 だから経験があるということで言えばこういうこともあるんでしょうね。
岩本 はい。また新しい景色が見えたような銀次の今後の野球に期待ですね。
岩本 やっぱり盗塁も刺してすごいです。
真中 キャッチャーはボールとの絡みが多いから大変です。
岩本 リードもありますもんね。真中さんはファーストもやられたことがありますよね?
真中 一回だけありますけど景色が違うから緊張感がとんでもないですよ。
岩本 あぁ。江本さん、野村監督はよくワンポイントの絡みでピッチャーをファーストにとかやってましたけど、江本さんはそんな経験はないんですか?
江本 ないです。高校のときなら投げないときは外野やってましたからね。
岩本 バッティングはそこそこやられてたんですか?
江本 バッティングはピッチャーで4番ですから。当時は大谷二世と呼ばれた。
岩本 いやいや(笑)
真中 当時は大谷いなかったですから(笑)
江本 阪神時代にキャッチャーの調子が悪いから今日は1塁守ってくれって言われたことがある。「1塁なら誰でも守れるのかよ」と監督に文句言ったことがある。
岩本 監督に文句言えるのは江本さんだけですけどね(笑)
以上です。