2019年4月16日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日のvs.福岡ソフトバンクホークス戦で先発し無四球完封勝利を飾った千葉ロッテマリーンズの涌井秀章について元横浜の斎藤明雄と野村弘樹がアナウンサーと共に語っています。
この日の涌井の投球内容
9回114球 被安打2 奪三振7 四球0 失点0
今季1勝1敗 (4/16の試合終了時点)
涌井のヒーローインタビューの一部
涌井 連敗中だったんで何としても、週も変わりましたし、流れを変えて、というピッチングができればなと思ってました。いつもフォアボールを出す人だったので、今日はフォアボールがなかったので、それが良かったんじゃないかと思ってます。新加入の寿司ボーイが満塁ホームランを打ってくれたんで頼りになります。
斎藤の解説
アナ 今日の涌井は無四球完封で素晴らしかったです。
斎藤 そうですね。今日はインタビューでも言ったようにフォアボールで自滅というのをここ何年か見てるんでね。だから二桁勝てないというのがあるんですけどね。今日の涌井のフォームを見ているとね、本当にミットに手を入れるような感じで投げてる。
アナ 丁寧ですね。
斎藤 はい。リリースするときに右足が蹴れてないのがちょっと気になるんですけど、その分はバッターの手元の近くで放すイメージがあって、今日は高めに投げない意識でやっていたと思います。だから、無四球完封ができたんじゃないかなと思います。
アナ 今年は巻き返しの年ですね。
斎藤 はい。今シーズンはやってくれそうなピッチングに見えましたね。
野村 初回に走塁ミスとファインプレーでゼロで切り抜けたのも大きかったでしょうし、エース涌井で勝ったのも大きいと思うんですよ。斎藤さん、前回は球数が増えて苦しんでいた印象だったんですけど今日はストレートの見逃しが多かったじゃないですか。
斎藤 うん。ボールに力があったと思うんですよね。キレも自分で感じていたと思うから、ストレート勝負の方が多かったですね。
野村 はい。
斎藤 バッターによってはチェンジアップを投げたりしてたんですけど、今シーズン序盤の涌井を見ているとスライダーがボールばっかりになっていて、カウントが不利になって打たれるケースがあったんですけど、今日はそれがなくて真っ直ぐを中心にピッチングを組み立てて成功してましたね。
以上です。