2019年4月16日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日のvs.広島カープ戦で読売ジャイアンツの吉川尚輝の2軍落ちにより1番・坂本勇人、2番・丸佳浩のコンビとなったことについて元横浜の野村弘樹と元中日の谷沢健一と元横浜の斎藤明雄がフリーアナウンサーの堤友香と共に語っています。
谷沢 斎藤 野村の解説
アナ 広島に快勝。巨人強いですね。
野村 強いです。特に今日は1番に坂本勇人で2番に丸佳宏が入って3番にビヤヌエバですね。
アナ はい。
野村 谷沢さんはこの打順をどう見ますか?
谷沢 丸が2番というのは贅沢だよね(笑)
野村 えぇ。今は特に2番に強打者が入ることが多いんですけどね。
谷沢 うんうん。でも得点圏の打率を見ると坂本が3割で丸が4割で、2番か3番が丸に合ってると思うんですけどもね。原監督はこの坂本と丸を切り離したくないと思うんだよね。これをセットでいくと、やっぱりチャンスが膨らむしね。基本的にはノーアウトで坂本が出塁したら、1-2塁間のヒットで1-3塁のチャンスを作れるしね。
野村 そうですよね。
谷沢 まあ丸は去年39本のホームランを打ってるからね。本当に贅沢な2番ですよ。
野村 そうですよね。明雄さん、投げる方からしたら1番・坂本、2番・丸をどう見ます?
斎藤 ヨーイドンからホームランを打てるバッターが二人揃ってるわけですよ。
野村 そこからビヤヌエバ、岡本と続くわけですからね。
斎藤 もうずっとホームランバッターが続くから気が抜けない。それでちょっと遊んで投げてみようかなという気持ちにもなれない。だから、必然的に球数が増えてくる、それでカウントが悪くなる、バッターのチャンスになる、最終的に打たれる。丸の2番はやはり足が速いだけに1番の出塁率が悪くても、選球眼があってフォアボールがあって盗塁もあるということで、1アウト2塁というチャンスも簡単に作られる場合もあるんでピッチャーとしては投げたくない感じがしますね(笑)
谷沢 それとやはりビヤヌエバですよ。ビヤヌエバが3番で起用できるような外国人になってきて、計算できるようなバッターになってきてるからね。そういう意味ではビヤヌエバを使えるから上位の固定が実現したんじゃないかな。
野村 そこに目処が立ったからというのもあるわけですね。
谷沢 そうそう。
野村 なるほど。特にこの二人は選球眼もいいんでピッチャーからしたら厄介です。
アナ そうですね。
以上です。