2019年4月29日にサンテレビで放送された中日ドラゴンズvs.阪神タイガースの試合で1軍デビュー戦の阪神タイガースのマルテの打席について真弓明信と下柳剛がアナウンサーと共に語っています。
第1打席
アナ スイングは1回だけでした。この打席のマルテはどうでしょうか?
真弓 まあ振れてはいます。あれだけ高く上がるということは振ってるということなんで、一つ間違えればスタンドに行くっていう事が十分に考えられますね。
アナ 怖さはある?
真弓 相手はどう思ってるかは分からないですけどね(笑)
第2打席
真弓 真ん中高めぐらいのボールですね。速さに負けてるんですよね。長打を狙うバッターというのはあの辺に来たら思い切って振って速さだけには負けたくないですよね(苦笑)
アナ それは今日、1軍に上がったばかりで怪我明けということも考慮してですかね?
真弓 どうなんですかね。ただ相手からの印象で迫力がないように見えてしまうんですよね。力で抑え込みにいっても抑えられるかなっていう風に見えてしまうと、ちょっと与しやすいという風に見えますよね。
アナ そうならないためにも凡打でも内容があるように見せないといけないと。
真弓 そう。振りがスゴかったり、鋭かったりすると、ちょっと間違えたらホームランになるんじゃないかと相手は見ますよね。
第3打席
下柳 やっぱりさっきの打席で真っ直ぐに詰まり気味だったんで、インコースの真っ直ぐを構えられるということで外国人選手としてはちょっとツライなと。
アナ 下柳さん、それほど怖さを感じてないということなんですかね。
下柳 実際にさっきの打席ではボール先行で真っ直ぐ狙いの真っ直ぐで詰まってましたから、また行きますわね。
真弓 打てそうな球を振らないで完全なボールを振ってしまった感じですね。
第4打席
真弓 (次の3球目に)ここでまた真っ直ぐ投げられるようじゃダメですよ。
真弓 バッターはここでまた真っ直ぐだと思って打ちに行ってるんでしょうけどね。しかし、真っ直ぐで来たね(笑)
下柳 2ボールからね(笑)
真弓 外国人選手にこのカウントで真っ直ぐを投げられるってちょっと舐められてるね(笑)
下柳 多分、(中日は)ファームでマルテとも試合してますから、ファームの方から情報が来てるでしょうから「けっこう詰まりますよ」って話が来てるんじゃないですかね。
5球目は外の変化球を見逃してボール
フルカウント ここから10球目までファウルで粘る
11球目は真ん中の真っ直ぐをボテボテのレフト前ヒット
アナ 来日初ヒットです。真弓さん、バッティング内容はどうでしょう?
真弓 良くないです。
下柳 ど真ん中ですよね(笑)
アナ ということはもっと強い打球をということですね。
真弓 自分のポイントで打ってほしいですよね。ちょっと差し込まれてる。
下柳 そうですね。あれが自分のいいポイントで打ってたら打球が上がってるはずなんで。
試合後に再びマルテについて
真弓 試合前に「あまり期待はし過ぎない方がいい」と言ったけどあまり期待はしなくて良かったですね(笑)
下柳 バッティングカウントで真っ直ぐ待ちで真っ直ぐを詰まった打球しか打ててないんで、もう少し時間がかかるかなという感じですね。
以上です。