2019年5月3日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日のvs.読売ジャイアンツ戦で代走で出場し決勝のホームインなどで好走塁を見せた広島カープの曽根海成について、そして3点差から勝負所でのエラーが目立つ守備陣について元横浜の高木豊と同じく元横浜の野村弘樹がフリーアナウンサーの山田幸美と共に語っています。
曽根のヒーローインタビューの一部
―犠牲フライで生還
曽根 少々浅くても還れるという自信があったので良かったです。
―代走で心掛けていること
曽根 ストレッチです。
曽根について
アナ ストレッチ。準備があってのあの好走塁です。
野村 準備があれば足が速くなるかもしれませんよね(笑)
アナ よく走りましたよね。
野村 そうですよね。1塁ランナー代走で出て、しつこく牽制されるんですよ。際どいタイミングもあるんですけど、こうやってバッテリーを揺さぶることがまずできてる。これがまず大きなポイントの一つですよね。
アナ はい。
野村 それで鈴木がライト前に落とすヒットを打ったときもスタートを切ってないんですけど、微妙に2塁近づきながら、いとも簡単に3塁に進んでいる。本来のカープ野球である足を使った野球ですよね。
アナ うんうん。
野村 それで西川の浅い犠牲フライでも、僕は厳しいかなと思ったんですが、本人には自信があったということなんですよ。
アナ 「浅くても行こうと思っていた」と話していましたよね。
野村 7回表にエラーが重なってイヤな同点になった後の8回裏の曽根の足が非常に効きましたね。
広島のミスの多さについて
アナ ただ、広島は昨シーズンよりも得点が減ってるなかでエラーが増えているという。
広島の30試合終了時点の比較 | ||
2018 | 139得点 | エラー21 |
2019 | 103得点 | エラー29 |
高木 そうですねぇ。そうなってくると広島が調子のいい時期があってもこういう野球だといい流れが続かないですよね。
野村 だから今日のゲームだと7回表に3-0で勝っていて、小林の当たりも普通にやってれば菊池はダブルプレーを取れたと思うんですよ。そして坂本の当たりもサードの安部がトンネルをして。本来なら3点リードのまま逃げ切らないといけないんですよね。
高木 安部のも前に叩き落してもいいから止めてほしいですよね。
野村 そうですよね。だから、そういった意味では今日は勝ちはしましたけど、こ゚のエラーが勝負所で目立つんで。
高木 そうですよねぇ。まだまだ守りが落ち着かないと連勝とか上位には行けないですよね。
野村 そうですね。今日で2連勝しましたけど、その前は4連敗ですからね。その辺で波が出てくるのかなっていう印象でしたね。
高木 そうですね。
以上です。