2019年5月9日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日のvs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦で同点の場面の9回表に登板しサヨナラ負けを食らってしまった福岡ソフトバンクホークスの甲斐野央について横浜で監督をしていた大矢明彦、元巨人の斎藤雅樹、楽天で監督をしていたデーブ大久保がタレントの稲村亜美と共に語っています。
甲斐野のここ3試合の投球内容 | ||
5/3 | vs楽天 | 回1 安2 失2 |
5/8 | vs楽天 | 回1 安2 失2 |
5/9 | vs楽天 | 回0/3 安3 失1 |
稲村 ソフトバンクは今日も逃げ切りに失敗。甲斐野投手は楽天にサヨナラ負けを喫し3試合連続の失点となりました。
大久保 はい。大矢さん、これについてはどうですか?
大矢 僕なら少し休養させますけどね。気分転換させないとちょっとね。やはり自信がないというのが一番感じられましたんでね。
大久保 そうですよねぇ。雅樹さん、大学でリーグ戦をやってたとは言っても、そんなにプロみたいに毎日試合があるわけじゃないですからね。
斎藤 うんうん。
大久保 これ13試合連続無失点もあったし、ほぼ毎日のように投げてたわけじゃないですか。この疲れはどれぐらいあると思いますか?
斎藤 かなりあると思いますね。やっぱり大学から入って来て1年目というのは、過去に1年間やるということをしてませんからね。
大久保 そうですね。
斎藤 プロに入って最初は調子良くやってますよね。それが段々と10試合以上になってくると疲れが出てきますよね。
大久保 工藤監督のコメントがニュースで出てたんですけど、「打たれたからって腹も立たない」と。大矢さんは休ませるって言ってましたけど、それはマスコミには言わないじゃないですか。
大矢 でもね、それは言うかもしれない。それで試合で使わないという形で。
大久保 なるほど。雅樹さんはピッチングコーチとしては体力も心も限界に来ていたら監督には伝えますよね?
斎藤 はい。当然言います。ベンチには入れますけど、今日は使いません、数には入れないでください、とお願いすると思いますね。
大矢 そういうところのピッチングコーチの役割ってスゴい大事なのよ。
大久保 そうですよね。
大矢 よく選手と話してもらってね。一番ツライ部分なんだよね。
大久保 そうですよね。そのピッチングコーチの言い方で「そうだな」って納得しますもんね。
大矢 監督もそうだし、当事者の選手も納得してくれるよね。
斎藤 そうですね。
大久保 ピッチャーは「大丈夫か?」って聞かれたら絶対に「投げれます」っていいますもんね(笑)
大矢 そうなんですよね。
以上です。