2019年5月23日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』で阪神タイガースの矢野燿大監督の感情豊かな雰囲気について立浪和義、井端弘和、デーブ大久保が稲村亜美と共に語り合っています。
稲村 キャプテン糸原選手が打ち、阪神がヤクルトにサヨナラ勝ちです。そして貯金が3になりました。
大久保 一番阪神で変わったのが、やっぱり矢野監督の存在ですよね。矢野監督と喋ったりもしましたけど、とにかくクールであまり感情を表に出さないタイプに見えてたんですけど。
稲村 はい。
大久保 今日は一緒にプレーをされていた立浪さんと、井端さんがちょうどいるのでお聞きしたいんですけど、これ俺からすると矢野監督めちゃくちゃ疲れるんじゃないかというほど、わざと喜んでいるフリを大々的にやって、自宅に帰ったら「疲れたぁ」ってなるんじゃないかなと。
立浪 まあ本当に苦しいと思いますね。
大久保 そうですね。
立浪 やっぱり選手のやりやすい環境を作ってあげようという努力を見ていて感じますね。
大久保 本当に感じますよね。もともと表に出すような監督のタイプじゃないと思ってたんですよ。
立浪 もともと物静かな感じの方ですし、優しい人ですよね。
大久保 優しいんですね。井端さんから見て、矢野さんはどうでした?
井端 僕は一緒にはやってはないんですよ。矢野さんがトレードで阪神に行った時に中日に入りましたんで。
大久保 あっ、そうなんですね。
井端 はい。それでも何回かお話をしたことがあるんですけど、そういうタイプには見えなかったんで。
大久保 井端さんタイプっぽいですもんね。
井端 はい。現役時代はどちらかと言うと試合が終わるまでは、勝利が決まるまではジッと耐えるというか、喜びを出す人ではなかったですね。
稲村 一打一打に喜ばれますもんね。
大久保 そうそう。サヨナラで喜ぶのも分かるんですけど、普通の監督って俺みたいなアホじゃない限り出ていって喜んだりしないわけ。
稲村 はい。
大久保 だいたい終わった後に、ベンチの前でよくやったって感じでやるんですけど、矢野監督はもともとそういうタイプなのに本当に疲れると思う。
稲村 はい。
以上です。