2019年5月30日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日のvs.阪神タイガース戦で7回裏の攻撃で起こった読売ジャイアンツの重信慎之介のファウルフライの判断について楽天で監督をしていたデーブ大久保、元巨人の松本匡司、斎藤雅樹がタレントの稲村亜美と共に語っています。
シーン
7回裏ノーアウト3塁 巨人は2点ビハインド
3塁ランナーは俊足の近本。糸原が打った打球はライン際をフラフラと上がるレフトフライ。レフトの重信はファウルゾーンでそれをキャッチし近本は犠牲フライで生還。これで3点差となりほぼ勝負が決した。この重信の判断のどうなのか。
松本、斎藤雅樹、デーブが語る
大久保 気になったのが阪神の7回の攻撃での犠牲フライの場面。斎藤さん、重信の送球はどうだったんでしょうか?
斎藤 送球はあまり肩が強い方じゃないんですよね。
大久保 この場面ではあと1点取られたらほぼ勝負が決まっちゃうところじゃないですか。
斎藤 そうですね。
大久保 この犠牲フライはファウルフライでした。これはチームとしてはどうなんですか?
斎藤 まあこれは外野守備走塁コーチが監督にお伺いを立てているはずだと思うんですよね。
大久保 そうですよね。
斎藤 でもこのファウルフライを捕るということは、捕ってもいいということだったんでしょうけどね。だけど、この後にピッチャーを高木京介から鍬原に代えているんですよね。
大久保 はい。
斎藤 この1点である程度の勝負がついちゃったので多分、原監督は代えたと思うんですよ。ということは、あの場面では捕らないという判断でも良かったのかなと思います。
大久保 そうですね。松本さんが監督だとしたら、どういう指示を出しますか?今更言うのは結果論になるとは思うんですけど。
松本 今の重信のキャッチを見ていると、何とか捕ってホームに投げようとしているようにしか見えないんですよね。
大久保 はい。
松本 「ファウルだったどうしよう」とか、そういうことを何も考えてないと思うんですよね。
大久保 なるほど。
松本 でも、ファウルゾーンに入っていることが分かっていたなら自分の判断で捕らないということもやって良かったと思うんです。
大久保 なるほど。これもしかしたらサインが出ずにそのままプレーしちゃったようにも思うんですよ。
松本 うーん。
斎藤 多分、指示が出ていないんじゃないですか。
大久保 出てないですよね。普通だったら落とそうかというファウルの判断をしている様子もなかったですもんね。
松本 ないですね。
以上です。