2019530日にBS1で放送された『ワースポ×MLB』でこの日のサンディエゴパドレス戦で怪我から復帰初登板となったニューヨークヤンキースのパクストンのピッチングについて黒木知宏がフリーアナウンサーの山本萩子と共に語っています。

 



この日のパクストンの投球内容

466被安打0 奪三振7 与四死球2 失点0

今季3勝2敗 防御率2.81(5/30の試合終了時点)

 

 

黒木の解説

アナ 復帰戦のパクストン投手は4回を投げてノーヒットピッチング。ヤンキースにとって頼もしい投手が戻ってきましたよね。

 

黒木 はい。復帰戦とは思えないような投球でしたね。

 

アナ はい。

 

黒木 全投球の75%がフォーシームでした。今日はそのフォーシームを生かすための緩急が効いてましたね。

 

アナ なるほど。ではそのピッチングを振り返りましょう。

 

黒木 まずパクストンの持ち味がフォーシームですよね。左投手の中ではナンバーワンと言ってもいいようなフォーシーム。そしてゆっくり大きく変化するナックルカーブ。今日は緩急をうまく使いましたよね。

 

アナ はい。

 

黒木 ただ見ていて簡単に抑えているように見えました。真ん中にフォーシームを投げて、追い込んでからスッとナックルカーブを投げてましたね。こんな簡単に抑えられるのっていうぐらいのピッチングでした。

 

アナ 本当に復帰戦とは思えないぐらいのピッチングでしたね。

 

黒木 はい。それは速いフォーシームを持っているからというのがありますけどね。

 

アナ なるほど。これほどの投球ができるとなると、もう万全と言ってもいいぐらいですよね?

 

黒木 まあ万全に近いと思いますね。4/16のレッドソックス戦に投げた試合でも素晴らしい投球でした。

 

アナ はい。

 

黒木 それで球種別割合を比較してみると、レッドソックス戦と今日でフォーシームの割合はほぼ同じなんですが、ナックルカーブの割合が増えました。それでこれを見てください。

 

パクストンの平均球速
4/16 BOS戦5/30 SD戦
フォーシーム156.1キロ151.9キロ
カットボール144.8キロ140.6キロ
ナックルカーブ133.5キロ130.3キロ

 

黒木 4月のフォーシームの平均球速が156.1キロで今日は151.9キロと4キロほど落ちているんですよね。 

 

アナ はい。

 

黒木 ただ151キロのフォーシームを速く見せるために今日は緩急をうまく使ってナックルカーブの割合を今日は増やしたんですよね。

 

アナ なるほど。

 

黒木 それで151キロのフォーシームをもっと速く見せることができましたので、今日のような見事なピッチングになりましたよね。

 

アナ なるほど。抑え方の引き出しが増えたような感じがしますよね。

 

黒木 そうなんですよ。ですから、この151キロのフォーシームが再び156キロになったときにナックルカーブで緩急を使えるようになったら、もっとスゴいピッチングが見れるように思いますね。楽しみです。

 

アナ 今日は66球で降板しましたが、次回は80球を目途に投げる予定とのことです。

 

 

以上です。

左でこれだけ速い球を投げると抑えますよね。
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