2019年6月7日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日のvs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦でもいいバッティングを見せてようやく本来の持っている素質を出してきた中日ドラゴンズの高橋周平について元横浜の高木豊、元巨人の松本匡司、元横浜の斎藤明雄がフリーアナウンサーの山田幸美と共に語っています。
高木 ベテランも若手が活躍した試合でした。松本さん、その中でも4番を打っている高橋周平が凄いですね。
松本 ここで1本欲しいというところで打ちますよね。
高木 今日の場合は最高じゃないですか。
松本 アウトコースを拾ってね。普通なら泳いで引っかけるようなバッティングになりがちなんですけどね。
高木 そうですね。それでこれが去年と今年の打撃の違いなんですよ。左が2018年で右が2019年です。
松本 はい。
高木 もう明らかに重心の乗せ方も違うし、バットの角度も違うというね。どうですかね。
松本 もうハッキリと違いますよね。見て分かるように上手くバットをセンターに放り投げているような形ですよね。
高木 ですよね。明雄さん、なかなか簡単に抑えられないバッターになってきましたよね。
斎藤 昨年まではグリップが頭の後ろにいってたんですよね。
高木 はいはい。
斎藤 今は素直にバットが出るようになってる。だから低めに変化球を投げてもついてくるようになってる。ピッチャーが引っかけさせようとしてもひっかけない。ちょっと厄介なバッターになってきましたよ。
高木 厄介になってきてますよね。
アナ 豊さんは最近、高橋選手を見る度に「いいなあ」って言ってますもんね(笑)
高木 周平はね、覚醒じゃなくて、やっとあの子の持っている実力が出てきたという風に考えてください。
アナ なるほど。
高木 覚醒でも何でもない。フロックでも何でもない。これが本来の力だと。
アナ なるほど。
高木 まだまだ楽しみですよ。
以上です。