2019年6月14日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日のvs.横浜DeNAベイスターズ戦で先発しソトに打たれた満塁弾を含む2被弾で沈んだ福岡ソフトバンクホークスの絶対的エース・千賀滉大について横浜OBの斎藤明雄、高木豊、野村弘樹がフリーアナウンサーの山田幸美と共に語っています。
高木豊、斎藤明雄、野村弘樹が語る
今季6勝2敗 防御率1.88(6/14の試合終了時点)
満塁弾含む2被弾
アナ 注目されたDeNAの今永投手とのエース対決でしたけれども、ちょっと想像しない展開が待っていましたかね。
高木 そうですね。ソトに打たれた満塁ホームラン。
アナ はい。
高木 まあ1球の失投が勝敗を分けたという。野村さん、6回表1対1の同点で1アウト満塁でバッターソト。1球にフォークをファウルされて2球目が真っ直ぐでホームラン。真っ直ぐを投げるなとは言いませんけども、1ストライク後でした。
野村 ソトに対しては1打席目はフォークで三振。2打席目はストレートで三振だったんですよね。それでこの3打席目でフォークから入ったのは非常に良かったと思うんですね。
高木 はい。
野村 ただ、そのフォークでファウルだったんですけど、タイミングが合っているように見えたんですよ。
高木 まあ合ってなくはないよね。
野村 そうですよね。となると、バッテリーはストレートを要求するんですけど、このストレートがシュート回転で高めにいっちゃいけないですよね。
高木 そうですよねぇ。
野村 このときに甲斐がボールゾーンに構えていて、少し様子を見たかったと思うんですよ。
高木 うんうん。
野村 それで千賀も力を入れて投げているのは分かるんですけど、あそこの勝負所でシュート回転して中に入る。いくら球威があっても、バッターはソトですから。
高木 そうですね。
野村 振り遅れ気味でも逆方向にホームランを打てるバッターだから、千賀にとっては悔いの残る1球だったと思いますね。
高木 ですよね。明雄さん、やっぱり満塁ホームランはショックですか?
斎藤 このホームランで負けたようなもんですからね。自分の自信のあるボールをコントロール出来なかったから打たれましたよね。それだけにダメージがあった感じでしょうね。
アナ プロ入り後初の満塁ホームランを浴びたと。
高木 そうですよね。このホームランは忘れないでしょうね。
以上です。