2019年6月14日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日のvs.千葉ロッテマリーンズ戦で先発し1失点で完投勝利をあげ7勝目を手にした中日ドラゴンズの柳裕也のピッチングについて横浜OBの斎藤明雄、高木豊、野村弘樹がフリーアナウンサーの山田幸美と共に語っています。
柳のヒーローインタビューの一部
柳 今日はうまく投げれましたし、加藤さんのリードもうまくやって頂いたので自分の持ち味を出せたと思います。相手の二木投手もいいピッチングをしていましたし、絶対に負けたくないという気持ちが最少失点に繋がったと思います。
斎藤明雄、高木豊、野村弘樹が語る
今季7勝2敗 防御率3.29(6/14の試合終了時点)
ハーラートップタイの7勝目!
アナ 中日がロッテに勝利。柳投手が7勝目を完投勝利で決めました。
高木 はい。明雄さん、今日の柳は良かったですね。
斎藤 今日はボールの走りとコントロールが抜群でしたよね。
高木 低めにものすごく集まっていましたよね。
斎藤 そしてカーブでもうまく緩急を使えているし、昨年の柳と比べると全然違いますよね。
高木 本当にそうですよね。
斎藤 キャンプで見たときは本当に大丈夫なのかなと思いましたけど。
高木 ピッチャーはスピードじゃないですね。
斎藤 コントロールですね。
高木 はい。
アナ その柳投手は「ZOZOマリンはカーブが曲がると聞いて、この1週間は変化球を多目に調整した」ということなんですね。
高木 うん。野村さん、やっぱり先発をやるときに、相手・球場・条件とか色んなことを考えて、ローテーションに入っているピッチャーは練習やりますか?
野村 そうですね。特に交流戦でのマリンスタジアムは風があって独特じゃないですか。
高木 はい。
野村 やはりそういったところをどうしても考えますよね。
高木 うんうん。
野村 そこで柳の縦割れのカーブは非常に有効な変化球がありますんで、それをうまく使いながらのストレートとカット気味のボール。明雄さんが言われたように、見ていると低めに丁寧にコースに投げていますから、こういう結果になるだろうなというピッチングでしたね。素晴らしかったですね。
高木 なるほどね。やっぱり努力と工夫が生きた今日の投球でしたね。
アナ 見事なピッチングでした。
高木 まあマリンスタジアムという球場の特徴をよく考えて取り組んだ成果が出ましたね。
以上です。