2019年8月12日に関西テレビで放送された『報道ランナー』で田尾安志がソラーテの起用法について関西テレビアナウンサーの新実彰平と共に語っています。
セカンド8試合 ショート3試合
レフト3試合 失策4
アナ 田尾さんのソラーテ選手の評価はどうですか?
田尾 ここまで15試合で決勝ホームランを打つ、サヨナラホームランを打つ、ということは凄いバッターなんですよ。
アナ 印象はスゴい残ってますね。
田尾 10年以上やってもサヨナラホームランを打てない人がほとんどですからね。
アナ そうですね。
田尾 それを10試合ちょっとで印象に残るホームランを打てるというのは凄いバッターなんですけど、トータルでいい選手かと言うとこれが一番のポイントになると思います。(※フリップを打す)
田尾 もう守備で矢野監督は悩んでるんですよ。
アナ はい。
田尾 この内野守備はあまりにも下手。
アナ ちょっと元気がなくなってるのもその辺が関係しているんですか?
田尾 陽気な部分が守備のミスで暗くなってしまってるんですよね。
アナ はい。
田尾 だから守備の問題をどう解消していこうかということなんですよ。
アナ ところが、4ホーマーと簡単に一発が出る魅力というのは捨てがたい。
田尾 そうなんです。
アナ その中で阪神としてはどうやってソラーテ選手を生かしていけばいいんでしょうか?
田尾 僕が考えるのはこれですね。(※フリップを出す)
田尾 『内野を守らせるな』というのは否定的な意見ですけど、外野を守らせろということです。それも糸井がちょっと故障しましたしね。
アナ はい。
田尾 僕はレフトがいいと思うんですね。
アナ うんうん。
田尾 ボールが飛んで来にくいところがいい。ボールがよく飛んでくる内野ではちょっとミスも出やすいので。レフトの簡単なフライなら普通に捕れるんですよね。
アナ はい。元外野手の田尾さんから何かアドバイスがあるとすれば何かありますか?
田尾 はい。上手い外野手は前を守るんですよ。前を守って後ろでも追い付く。
アナ はい。
田尾 だけど下手な人は後ろを守る。定位置よりも3歩下がりなさいと。
アナ 頭を越されるのはアカンけど、前に落ちるのは仕方ないと。
田尾 そうです。前にはなかなか落ちない。だから後ろに下がってると、常に前に行きながら拾えるんで守りやすいんですよ。
アナ これからもちろん練習も必要ですかね?
田尾 うん。外国人選手だからといって特守をやらないというわけじゃないと思う。特守をやればいいんですよ。
アナ はい。
田尾 本人も日本で1年でも長くやりたいと言ってんだから、守備を上手くならないと日本に残れないんでね。
アナ 守備が重要と、ぜひ外野で頑張れと。
田尾 これをクリアすれば何年か日本でやれる可能性のある選手だと思います。
以上です。