2019年9月9日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』で解雇の末、この日帰国してしまった阪神タイガースのソラーテについて元中日の谷沢健一、元中日阪神の田尾安志、元阪神ダイエーの池田親興がフジテレビアナウンサーの内田嶺衣奈と共に語っています。
アナ これはビックリなニュースですよね。
谷沢 田尾さん、ソラーテは7月26日に来て、ジャイアンツ戦にも出場して決勝ホームランを打ったり。そして9月9日に去っていきました(笑)
田尾 そうですね(笑) あっという間でした。その間には中日からサヨナラホームランも打ってますしね。バッティングは見るところがありましたよ。
池田 ファームでは福岡に来て、練習もして試合にも出場していて見ていたんですけど、非常に機嫌良くやってたんで、ちょっとビックリしてます。どうしたんだろう。
田尾 今シーズンのタイガースはこういうところで非常に目立ってますよね。
谷沢 うん。
田尾 僕はどういう言葉をソラーテに言ってあげていたか、というのがありますね。ちょっとした言葉のニュアンスでカチンともくるし、やる気にもならないというがありますよね。谷沢さんでもそうじゃないですか。
谷沢 そうだね。ソラーテも含めて、それから鳥谷選手の扱いだとか、少し冷たさを感じるよね。
田尾 まあフロントが何十年もやってる人たちじゃないんで。親会社から来た人たちだとか、そういう人たちだと案外、野球人の気持ちがそこまで分からない人もいるかもしれないですね。
谷沢 うんうん。
田尾 だから話し合う人にもそれなりのプロを置いておくべきじゃないですかね。
アナ 選手との向き合いに関しても、ということですね。
田尾 やっぱり本当に選手が腹を割って話せるフロントがいてくれると、選手もやっぱり助かりますしね。チームも良くなると思います。
谷沢 うん。まあソラーテは期間が短かったけども、鳥谷くんなんかは長い間、17年18年貢献した選手だからね。
アナ はい。
谷沢 池田さん、ソフトバンクならまた違う対応を見せるかもしれないね。
池田 現場と間の人と、それと会社の人たちが繋がっていかないことには血が通わないのかなと思うんで。まあ阪神も通っているとは思うんですけど、今回それだけ取り立てて言うわけじゃないんですけど、ソラーテは元気な顔を見せていただけにもう帰国したというのはビックリしました(笑)
アナ そうですよね。選手のモチベーションについて大事しないといけないと。
田尾 わがままが当たり前だと思って接してもらいたいです。こいつ生意気だなと思っても、そういう生意気な人はいざとなった時には頑張りますよ。そういう風に見てあげると、あんまり間違わない方向に行くと思うんですけどね。
以上です。