2019年9月29日vs中日ドラゴンズ戦@甲子園の阪神・矢野監督の試合後のコメントです。
もくじ
試合展開
阪神の先発は引退登板となるメッセンジャー、中日の先発は柳裕也。先発のメッセンジャーは先頭打者の大島を空振り三振に取り拍手の中マウンドを降りる。そこからは高橋遥人が投げることとなる。展開は序盤から投手戦でお互いにゼロ行進。均衡が崩れたのは5回裏に代打で登場した陽川が先制ソロホームランで1点先制する。6回裏には福留の四球からチャンスを作り高山梅野のタイムリーで3点取り4点差とする。7回裏には大山の2ランで6点差に広げる。最後は藤川球児が3失点したもののリードを守り6-3で阪神の勝利。スカイAの野球中継のレポートを参考に紹介します。
矢野監督の勝利監督インタビュー
―大事な試合で勝利
矢野 めちゃくちゃ嬉しいです。
―5回2アウトランナーなしから陽川の先制HR
矢野 長打を期待して陽川だったということなんですけど、見事に素晴らしいホームランを見せてくれました。
―6回には高山が粘り打撃でタイムリー
矢野 全体を振り返っても(守備で)近本と北條にいいプレーがありましたし、バッターもそうですし、みんなが粘って粘って繋げるというのをこういう大事な試合でできたのは嬉しいです。
―最後の藤川は打たれたがその他のリリーフが5連勝中にいい内容
矢野 それはうちの強みなんで、今日はガルシアも3イニングいってくれましたし、そういう部分では岩崎とか毎日投げてくれるピッチャーが頑張ってくれたおかげです。
―引退試合 改めてメッセンジャーはどんな存在だったか
矢野 僕も現役が1年だけかぶってるんですけど、順調じゃないスタートからここまでやれたというのは本当に技術だけでは成し遂げられないことなんで、ランディのそういうところはチームに伝わっていると思います。ランディと一緒に戦えたのは貴重な時間になりました。
―最後の試合で勝てたのもメッセンジャーにとって良かった
矢野 こういうところで負ける勝つで思い入れの部分で違うと思うんで、こういうランディの最後で勝てたのは大きいですね。
―勝利5割で明日(9/30)はCSに向けて大一番
矢野 やるしかないんでね。楽しみにしてます。
その後の矢野監督のコメント
―近本と北條の好守備
矢野 こういうプレッシャーかかる試合でああいうプレーが出たのは成長に繋がると思う。今日は守り・打線・ピッチャーの繋ぐ気持ち1個1個のプレーに全員出てるんじゃないか。
―高橋遥人に2回裏で代打を送ったことについて
矢野 やっぱり勝たないとクライマックスに行けないので、早めに点を取りにいきました。
―再びメッセンジャーについて
矢野 気持ちの整理というか、迷いなく吹っ切れた、今日で終わるという気持ちで投げてるように感じた。だから140後半のストレートも投げられていたんじゃないか。
―明日に向けて
矢野 普通にやれる空気感じゃないのはもちろん。プレッシャーがかかえるだろう。でも、苦しいところでみんなが楽しめたらいいんじゃないか。
以上です。