2019年10月21日に関西テレビで放送された『報道ランナー』で江本孟紀が阪神タイガースのドラフトについて関西テレビアナウンサーの新実彰平と共に語っています。
アナ 江本さん、今回の阪神のドラフトは何点ぐらいでしょうか?
江本 まあ80点ぐらいでしょうかね。
アナ 高評価ですね。
江本 ドラフトというのは色々な思惑があって獲っていくんですけど、今回はちょっと方針が見えてますね。
アナ 阪神の意思を感じると。
江本 はい。
アナ まずドラフト1位の西純矢投手について聞いていきましょうか。
広島県出身 身長184㎝
右投右打
最速154キロで西勇輝とは遠縁
アナ あれだけガッツポーズする選手はなかなかいませんが。見たいですよね。
江本 まあ昔だったら殴られてますけど。
アナ 誰にですか(笑)
江本 いやいや、やり過ぎるなと(笑) まあこういうパフォーマンスは今の流行りですからね。
アナ そして西勇輝選手とは遠縁の親戚ということなんですよね。
江本 ピッチングで血を引いてるといいけどね。
アナ まあこれからですね。
江本 はい。
アナ それでスタッフが西投手に直撃しています。そして江本がスタッフにある質問を託したようです。
江本 まあ託したというか、スタッフに質問を無理矢理してくれと頼まれた。
アナ いや(笑) まあ託してくださった(笑) なんでもタイガースに適正があるかどうかを託してくださったという質問してくださったと。
江本 はい。
西 スゴく負けず嫌いな部分があって、でも本当に教室とかチームメイトと一緒にいる時もあまり騒ぐ方ではなくて、けっこう一人で黙々とやるようなタイプです。
―好きな食べ物
西 好きなものはグラタンで、お母さんが作るグラタンが好きかなって感じです(笑)
―ヤジには強いタイプか?(※江本の質問)
西 自分は去年の甲子園の後に色々な批判を受けたりしたんですけど、そこでもくじけずに逆にそれをバネにしてやってこれたのでヤジとかには強い方だとは思います。
アナ 江本さんの質問は「ヤジに強い方か?」というものでした。
江本 まあヤジというか、外野の声というか、色んなことを言う人がいるし、それからマスコミも多いしファンも多いし、ちょっと調子が悪いとガーっと言われる時もあるしね。
アナ はい。
江本 そういうものをはね除けながらやっていく精神力がないとダメ。
アナ そういう意味ではガッツポーズで批判は受けたけども、くじけなかったという答えでした。
江本 まあそれはそれでいいでしょうけど、プロの世界に入ってくると一応注意されますからね(笑) あんまりやるとね。勝負なんで侮辱行為に取られる時がある。
アナ なるほど。
江本 アメリカだと味方がデッドボールを受けたりで乱闘のもとになったりするんでね。
アナ そういう世界ですもんね。
江本 プロ野球の世界では少し抑え気味でやった方がいい。
アナ 最初は控え目にやっていくというのもコツかもしれませんね。どうでしょう、1年目からどれぐらい期待をしてもいいでしょうか?
江本 まあこれはタイミングもあるんで難しいですけど、彼は投げてる姿を見ても体は相当出来上がってるしね。
アナ あっ、そうですか。
江本 それでいいのは、監督さんも言っていたけどランニングしているというところ。下半身の強さというのが投げ方を見ても分かるから、1年目から出てくる可能性はあると思う。
アナ はい。
江本 だけど、1年目から10勝するとかっていうのはかなり厳しいと思う。
アナ そうですよねぇ。
江本 だから出していくタイミング、そして使い方でしょうね。
アナ モーリーさん、練習後に30キロというのは凄いですよね。(※この日出演しているコメンテーターのモーリー・ロバートソン)
モーリー 物凄いスタミナと意思がお強い方だと思うんですよ。
アナ そうですね。
モーリー 今のところ高校野球というステージでは批判にくじけなかったんだけど、プロになると色んな、様々な批判があります。それをね、自分でエゴサしちゃダメ。それを見ない。
アナ ツイッターとかを見ない。
江本 そうですね。(ネット上では)私もいい事を言ってるのに悪口を言ってると勘違いする奴もいるからね。だからいいモノを選択しながら自分に取り入れないといけない。
アナ なるほど。その辺りを意識して頂ければと思います。
以上です。