201911月16日にTBSで放送された『S1』で野村克也がプレミア12のスーパーラウンドの韓国との消化試合をぼやき解説しています。

 

試合前

スタメン
1番 山田 .071
2番 坂本 .300
3番 丸  .150
4番 鈴木 .476
5番 浅村 .353
6番 吉田 .133
7番 松田 .150
8番 會澤 .182
9番 菊池 .316
投手 岸

 

―この日のスタメンはノムさん的にどう?

野村 文句なしです。言いようがありません。特に1番・山田と2番・坂本ね。クリーンアップを打ってもいいくらいのバッターだしね。その後の丸、鈴木の強打者に繋がる最高のオーダーだね。

 

 

試合開始

2回裏 8番・會澤が2塁打で出塁し9番・菊池

野村 相手からすればイヤな9番だね。簡単には打ち取れないバッターだから。3割打ってるから調子もいいんじゃないの。

 

―菊池の9番はあり?

野村 贅沢なオーダーだよね。9番・菊池、1番・山田、2番・坂本の繋がりで3番・丸に繋がっていく。いいオーダーだ。

 

菊地はこの打席でタイムリーを放ち日本が先制。3回表に韓国に1点を返されますが3回裏に日本が一挙6点の猛攻。楽勝ムードが漂うが・・・。

 

4回表 無死1-3塁のピンチで今大会イマイチの韓国の4番パク・ピョンホ

野村 調子づかせたらいけないよね。徹底的に抑えるという。人間だから1本出るとそりゃ調子に乗るよ。

 

―レフト前のタイムリーを打たれる

野村 さすがは4番だけあっていいバッティングするね。1本出るとホッとするから、気持ちの面で余裕ができるから。まあ岸ぐらいのピッチャーなら格の違いを見せてほしいねぇ、俺としては。

 

―岸が更に連打を浴び5失点で1点差に

野村 このキャッチャー(會澤)はインコース好きだね。危険だね。キャッチャーで勘違いしてインコースを攻めるのが強気だと思ってる訳だ。6失点してるけど、これはキャッチャーが悪いね。

 

バッテリー交代でピッチャー大野、キャッチャー甲斐

 

5回表 大野が3四球で1アウト満塁となりライトフライを打たれタッチアップされるが、鈴木・外崎の中継プレーでランナーアウト

野村 いい球が返ってきたね。(外崎の)カットが良かったね。

 

―このピンチを招いた大野が「アウト!」と叫んでいる

野村 「(タッチ)アウト!」って言ってる場合か、このバカ!自分が3つフォアボール出しておいて。

 

7回表 3点差から1点差に詰め寄られるが代わった嘉弥真の好リリーフなどがあり最終的に108で日本の勝利。

 

 

試合後

―決勝のキーマンは?

野村 まあピッチャーとキャッチャーだね。先発の山口がどれだけ韓国を抑えられるか。

 

―決勝に向けてエール

野村 稲葉監督、ここまで来たら優勝しろ!頑張れ!

 

 

以上です。

消化試合でしたがいい試合でした。
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