2020年1月20日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2020』でキャンプ1軍スタートとなった中日ドラゴンズの2年目・根尾昴について大矢明彦、デーブ大久保、笘篠賢治がフジテレビアナウンサーの杉原千尋と共に語っています。
アナ 苫篠さん、2年目の根尾選手が1軍キャンプスタートとなりました。
苫篠 去年は相当騒がれて、プロ1年目は騒がれて、そして故障もして、自分の思っているスタートを切れなかったと思うんですけど、この1年で色々と経験してオフには内野と外野の適正を見極められたりもしました。
アナ はい。
苫篠 そして2年目は1軍キャンプスタートということで、果たしてどこのポジションで競わせるのかも注目ですよね。
大久保 苫篠さん、例えば内野のスローイングに難があるとかっていうので外野にいくのか、それとも内野が一杯だから外野にいくのか、苫篠さんはどう見てますか?
苫篠 内野として課題がまだまだ多すぎるのかなという感じに僕には見えますけどね。やっぱり足さばきだとか、捕ってから投げるまでとか、その辺りで外野の方が打つ方に専念できるという部分もあると思いますね。
大久保 なるほど。外野もやった方がいいというのは分かりますけど、内野でバリバリ花形になれるような選手を1年で外野をさせるというのは大矢さんだったら、どういう形でやらせますか?
大矢 これはね、ある程度、本人に話をしないといけないよね。
大久保 うーん。
大矢 それで恐らく「外野もやれば出場チャンスが増えるよ」という事だと思うんですよ。
大久保 はい。
大矢 本来であれば、セカンドならセカンドでキチッと一人前にしていくというのが本筋だと思うんだけど、でも1軍の試合に数多く出したいという事を根尾くんに完全に理解させて、それで外野もさせるという形にしないとマズイと思う。
大久保 そうですよね。しかも中日って7年連続Bクラスなんですよねぇ。勝ちをメインに考えたら、育成を考えていくのは中々できないですよね。
大矢 うん。難しいと思いますね。でも、根尾くんの場合は前の立浪みたいな感じで育ってくれると看板選手がなれるので。
大久保 そうですね。
大矢 これも中日にとっては必要な事なんですよね。
以上です。