2020年7月11日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs.中日ドラゴンズ戦で19得点で大勝した広島カープ。その中でプロ初の4安打を放った坂倉将吾について、そして11年目で覚醒の感がある堂林翔太について元中日の井端と元ヤクルト広島の笘篠賢治がフリーアナウンサーの梅田淳と共に語っています。
坂倉のヒーローインタビューの一部
坂倉 必死に打席に入ったので、とにかく繋ごうと考えたのが良かったのかなと思います。こういう状況で大声の応援とかはないですけど、拍手とかで力を貰っています。ありがとうございます。
坂倉について
アナ 19得点で大勝したカープ。カープファンにとってはたまらん試合でしたね。井端さん、坂倉についてはどうですか?
井端 まず2回表に満塁のチャンスで上位打線というシーンがあったんですけど、無得点だったんですよね。
アナ はい。
井端 そして3回表にも同じ満塁のチャンスを迎えたんですよね。もしもここで点が入らなかったら、完全にドラゴンズペースになったのかなと。
アナ なるほど。
井端 逆の展開もあり得た状況だったんですよね。そこで坂倉選手が満塁でタイムリーを放ってから、チームのムードも良くなったんで、このタイムリーが試合にとって大きかったのかなと思いますね。
アナ きっかけとなるタイムリー。そして今日は4安打の坂倉でした。
堂林について
2打席目 センター前ヒット
3打席目 ピッチャー内野安打(打点1)
4打席目 サードゴロ
5打席目 ライト前ヒット(打点1)
6打席目 レフト前ヒット
シーズン打率.418(7/11の試合終了時点)
アナ 笘篠さん、堂林の覚醒の理由は何でしょうか?
笘篠 まずフォームが安定してきましたよね。顔がボールを追い掛けなくなったんですよね。頭の位置が一定であると。ボールとの距離というか、今までは全てのボールに対して近付いて行くような形だったので、去年までのように自らフォームを崩していったのが今年はそれがなくなりましたよね。
アナ これはいい時間をどこかで過ごしたんですかね?
笘篠 昨年もファームでは安定した成績を残してたんですけど、その時に見ていたのが朝山東洋というコーチだったんですよね。今は1軍のコーチなんですよ。
アナ あっ、そうなんですね。
笘篠 これは堂林であり、坂倉もそうなんですよね。
アナ うんうん。
笘篠 そういったコーチが今は1軍でずっと見てくれているんですよね。いい時、悪い時をずっと見てくれていたコーチですからね。
アナ そういうのが大事なんですねぇ。
笘篠 そうですね。
以上です。