2020年7月11日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs.北海道日本ハムファイターズ戦で冴え渡ったブロッキングを見せたオリックスバファローズのキャッチャー若月健矢について元ヤクルト広島の笘篠賢治がフリーアナウンサーの梅田淳と共に語っています。
アナ オリックスは日本ハムに勝利し、今シーズン初の2カード連続の勝ち越し。苫篠さん、この試合の熱視線はどこになりますか?
苫篠 このゲームの中で物凄く目に付いたのがね、キャッチャー若月のブロッキングなんですよ。
アナ はい。
苫篠 低めのワンバウンドをどれだけ止めてやるんだと。先発の田嶋も初回に球が少し上ずってたんですよね。そこをどんどんカーブを使いながら低めに低めにというところでブロッキングしていました。
アナ うーん。
苫篠 そして中継ぎの増井の時にもフォークを全く後ろに逸らさない。「あっ!」と思った瞬間にしっかりとお尻を下げて、グラブのミットが閉じていない。これだけしっかりとワンバウンドを止めてやる事が出来ていれば、ピッチャーも思い切って腕を振って低めに集めようとすることができる。この若月のブロッキングがピッチャーが投球に集中できる材料だったと思います。
アナ そうですか。
苫篠 今はベイスターズにいる伊藤光もブロッキングが見事でね。僕は日本一上手いと言っていたんですけど、若月はまだまだやなと言った記憶があったんですよね。それが今は見事にブロッキングで日本一と言えるぐらいですよ。今日は若月がピッチャーを引っ張ったと思いますね。
アナ まあバッティングも調子がいいですしね。
苫篠 3割打ってますからね。
アナ やっと若月が来た。
苫篠 そういう意味でもチームの要になりましたよね。
以上です。