2020年7月12日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs.千葉ロッテマリーンズ戦で4打席全出塁で4打点と好調は埼玉西武ライオンズのベテラン栗山巧について元横浜の高木豊と元日ハムの岩本勉がフジテレビアナウンサーの杉原千尋と共に語っています。
栗山のヒーローインタビューの一部
―3ランはよく打球が伸びた
栗山 本当によく伸びてくれて、「なんとか越えてくれ!」と思って走ってたんですけど、嬉しかったです。
―チーム状況について
栗山 今はチームで1戦1戦、集中してやってます。勝ち越せたというのが嬉しいですし、次のカードでまた勝ち越せるようにやっていきたいと思います。
栗山を語る
2打席目 レフトホームラン(打点3)
3打席目 フォアボール
4打席目 フォアボール
シーズン打率.317(7/12の試合終了時点)
アナ 西武がロッテに勝利し3連勝。ここ3試合で2回のヒーローとなった栗山選手なんですが、実は今日の試合前に先発した與座投手に「先制と中押しはしてやる」と約束をしていたそうなんです。豊さん、有言実行はカッコいいですね。
高木 顔もカッコいいよね。体ちょっと絞ってる?
岩本 あぁ。
高木 ちょっと絞ってるような気がしますよね。
岩本 あれだけ引き締まった顔を見るとそういう感想も出ますよね。
高木 キレがいいのと、この打ち方でも体がしっかりと残って、反対方向にも打ててるというね。
岩本 はい。
高木 だから、体調がいいんでしょうね。
岩本 なるほど。
高木 いや、もともと技術が高いバッターだけに調子がいいという、その一言だけじゃなくて、やっぱり心技体の全部が揃ってると思います。
岩本 表情を見ましても、時代劇で白い馬に乗って出てきそうな感じじゃないですか。暴れん坊将軍の松平健に似てるじゃないですか。それを思ってるのは私だけでしょうか?
一同 ・・・(無言)
岩本 失礼しました。
高木 そうだろうな(笑)
打線全体について
岩本 豊さん、西武打線が1番に鈴木将平が入るようになって、スゴく打線の活性化が生じてると思うんですけど。
高木 そうですね。非常に思い切りもいいですし、今日でも走って打つ、走って打つ、というのが成功してるんですよね。エンドランもありしたしね。
岩本 迷いなく走ってますよね。
高木 だから、走って打つというのが成功すると1つの塁を多く取れるというのがあるんで。非常に西武らしいというか、長打だけでなく足も使い出したなと。
岩本 はい。
高木 金子がいると足で目立ってたんですけど、金子がいなくなってどうなるかなと思っていたらこういう攻撃を仕掛けるというね。だから西武も非常に乗ってきそうな感じがしますね。
岩本 今シーズンは10回で打ち切りというのがありますんで、こういう先の塁を狙うという、いわゆるスモールベースボールというイヤらしい野球がチームをどんどん上位に持っていくかもしれませんね。
高木 そうですね。次のカードが楽天との6連戦ですからスゴく楽しみになりますね。
以上です。