2020年7月19日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs.福岡ソフトバンクホークス戦でオリックスバファローズは山本由伸を送っても敗戦しカード1勝5敗で大きく負け越し。その中で西村監督の采配について元近鉄西武の金村義明と元日ハムの岩本勉がフジテレビアナウンサーの杉原千尋と共に語っています。
アナ オリックスはソフトバンクに敗れてこのカード1勝5敗と大きく負け越しました、金村さん。
金村 僕は水曜日(7/15)に京セラ行ってまして、その試合も負けたんですけど、うーん・・・6連敗しなくて良かったなと。
岩本 あっ、そうですか。
金村 開幕して2カード目のロッテに6連敗しましたよね。
岩本 はい。
金村 僕は開幕前からオリックスを買ってたもんですから。今年はコロナ禍の中で3ヵ月遅れて開幕して、T-岡田が非常に頑張ってたんですよね。
岩本 そうですよね。
金村 それがこの6連戦ではどういう訳か出番が無くなるんですよ。
岩本 ほー。
金村 水曜日もDHを伏見に取られ、相手がアンダースローの高橋礼が出てきた場面でもピンチヒッターで出番なし。そして今日はティーの出番はどうなのかなと思ったら、小島が6番ファーストでスタメンなんです。
岩本 開幕当初はスタメンにT-岡田がいて、しかも元気でしたよね。
金村 そうなんですよ。それで中軸は吉田ジョーンズロドリゲスとか、5番にティーが入ってたりしたんですけど、スタメンの中では繋ぎ役の選手が一向に当たってこないし、今日はバントも2回失敗と。
岩本 うーん。
金村 こういうところで繋ぎの選手たちがバントは必ず決めないといけない。そしてそのバント失敗した西浦も木曜日から上がってきた。それでティーを差し置いてファーストスタメンの小島はまた送りバントをファウルにして送れない。
岩本 役割を果たせてないですよね。
金村 うん。それでその打席では最終的にフォークボールの抜け球を必死にゴロを打ちにいったけども三振と。ただ、これはしょうがないとしても次の7回裏の打席ではアンダースローの高橋礼が出てきて、まるで懲罰のように山足をピンチヒッターに出されるんです。右のアンダースローなのに左打者の小島に右打者の山足を代打に送ると。
岩本 へぇー。
金村 こんな使い方をしてたらね、これは勝てないなと。つくづく思いましたね。
岩本 はい。
金村 この懲罰のような采配。どこと試合してるのかなというようなね。これは残念でならない采配でしたね。今日の山本由伸も素晴らしいピッチングをしてただけに本当に残念でならないですね。
岩本 うーん。選手個々の気持ちの切り替えも今後は重要になりますよね。
金村 だからこのソフトバンク6連戦では本拠地なのにオリックスは全然元気がないです。ソフトバンクの声の方が解説ブースまで聞こえてきます。
岩本 なるほど。
金村 これは本当に何とかしないといけないですね。
以上です。