2020年7月29日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs.中日ドラゴンズ戦で今季2試合目の先発登板し、8回無失点で今季初勝利を飾った広島カープの野村祐輔のピッチングについて元中日の谷沢健一、元日ハム阪神の片岡篤史、ヤクルトで監督をしていた真中満がフリーアナウンサーの黒澤詩音と共に語っています。
野村のヒーローインタビューの一部
野村 ストライク先行で打たせて取るピッチングができればという思いで、ストライクゾーンを広く使って投げれたと思います。怪我で出遅れてしまった事がスゴく悔しかったですし、なんとか上がってきてから勝ちに貢献できるように、まだまだこれからと思って頑張りたいと思います。
野村の投球を語る
今季2試合1勝0敗 防御率0.64(7/29の試合終了時点)
今季初勝利!
アナ 広島が無失点リレーで中日に勝利しました。
真中 素晴らしいピッチングでしたね。今、広島は大瀬良が離脱中なので野村が勝ったというのはチームにとって大きいと思うんですけどね。谷沢さん、今日の野村は野村らしい打たせて取るというピッチングでしたね。
谷沢 いやぁね、(明治大学の)後輩の森下が頑張ってるからね。
真中 ですね(笑)
谷沢 明治の先輩としていいピッチングをせざる得ないよね。
真中 そうですよね。
谷沢 特に今日はシュートが良かったですよね。右バッターの懐を突いてたね。
真中 もう丁寧に丁寧にという投球でしたね。
谷沢 えぇ。いい時のピッチングが戻ってきたんじゃない。
真中 そうですね。良くなってきましたよね。
谷沢 うんうん。
真中 片岡さんは今日の野村のピッチングはどうでしたか?
片岡 持ち味のシュートとカットボールでベース板を広く使うというところにチェンジアップ系のボールで緩急も効いてましたし、いいピッチングをしているとバックの守備陣の動きも良くなりますからね。
真中 そうですね。
片岡 まあ、今のカーブの課題は投手陣だけにここで野村が出てきてくれたのは大きいですよね。
真中 はい。今日は被安打4で24アウトの内、奪三振は2つだけなんですよ。とにかく打たせて取るという投球でしたよね。
片岡 そうですね。
真中 97球で非常に素晴らしいピッチング内容でしたね。
以上です。