2020年9月4日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs.阪神タイガース戦で先発し、自己ワーストの10安打5失点という投球内容だった読売ジャイアンツの戸郷翔征のピッチングについて元中日の立浪和義と元横浜の野村弘樹がフリーアナウンサーの柴田阿弥と共に語っています。
この日の戸郷の投球内容
5回2/3 98球 被安打10 奪三振7 四球0 失点5
今季7勝3敗 防御率2.50(9/4の試合終了時点)
自己ワーストの10安打5失点・・・
今季7勝3敗 防御率2.50(9/4の試合終了時点)
自己ワーストの10安打5失点・・・
アナ 阪神に敗れた巨人の先発・戸郷投手は5失点で今シーズン自己ワーストの投球内容でした。野村さん、こちらはいかがでしょうか?
野村 僕が見てて感じたのは、スピードはあるんですけど、スライダーが抜け気味でした。あとストレートがもともとシュート回転しているんですけど、このシュートがいつもより大きく変化してるように感じたんですよ。
アナ なるほど。
野村 なので右バッターのアウトコース、左バッターのインコースが全部シュートして全部真ん中へ入って行ってたんですよね。2回裏に打たれたボーアの2塁打もそうでしたよね。立浪さん、彼はまだ若いピッチャーなんですけど、少し疲れも出てきているんでしょうかね?
立浪 そこが一番だと思いますね。1シーズン通してまだやった事がないピッチャーですから、そこを乗り越えて、また来年再来年とステップアップしていくんですけど。今日5失点のカープの森下投手と同じですよね。
野村 うんうん。
立浪 絶対に1シーズンずっと上手くいくことはないですからね。今が疲れの一番のピークかもしれませんね。
野村 だからここをこらえて乗り越えていかないといけないですよね。首位を走ってるジャイアンツですからね。
立浪 そうですね。
以上です。
1軍で投げ始めて最初のシーズンはこんな事はよくあります。