2020年9月13日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs.広島カープ戦で先発し、4回途中5失点で降板した阪神タイガースの藤浪晋太郎のピッチングについて元南海阪神の江本孟紀、元巨人の斎藤雅樹、元日ハムの岩本勉がフジテレビアナウンサーの杉原千尋と共に語っています。
今季1勝5敗 防御率5.87(9/13の試合終了時点)
負けは付かなかったが安定感なしのピッチング・・・
アナ 阪神が陽川選手の決勝ホームランで広島との接戦を制しました。先発した藤浪投手は4回途中5失点でした。江本さん、今日の藤浪投手はいかがだったでしょうか?
江本 前回登板の時もこの番組に出てたんだけど11失点したんですよ。その時にウメジュンに藤浪について聞かれたんですね。
岩本 はい。
江本 「どうしますか?」と聞かれて、「僕が親なら抱きしめてあげる」って言ったんだけど(笑)
アナ 優しい(笑)
江本 今回はちょっと違う。力の抜き方をアドバイスしてあげたい。
岩本 あぁ、なるほど。
江本 もう力の入れ方がね、どうですかね、全球で力の入れ方が違うように見えない?
岩本 はい。ストライク取れたとしても次の球で手詰まりになりそうな感じがありますよね。
江本 うん。だからもうちょっと力の入れ具合が一定になるように、もうちょっと力を抜いてね。まあ、今更こんな事を言ってもしょうがないけど色々やらないと復活できませんよ。
岩本 なるほど。雅樹さん、藤浪が長いトンネルに入っているように見えるんですけど。
斎藤 うーん。
岩本 時々、藤浪らしさが出てきたかなと見れたりするんですけど、雅樹さんはどういう感想を持たれていますか?
斎藤 前回登板で僕も見ていたんですけど、やっぱり力の入れ方ですかね。常に力が入っているように見えるんですよね。だからもうちょっと力を抜く間があるともうちょっといいのかなと思いますけど。
岩本 はい。ちょっとハイライトを見ている限りでは力んだ投球がバッターのタイミングで待たれていますよね。
江本 うん。打たれてるのがほとんど真っ直ぐ系だから、やっぱり真っ直ぐの時に力が入り過ぎるんでしょうね。
以上です。