2020年11月30日にNHK総合で放送された『サンデースポーツ』で日本一に輝いた福岡ソフトバンクホークスの強さについて平石洋介打撃コーチが語っています。

 



初戦について(菅野攻略)

平石 相手ピッチャーが菅野くんなので。これは日本球界を代表するピッチャーの一人でもあるんで、どこのコースを打ちにいくのかっていうのは各自が本当に整理して打席に立ってくれたんじゃないかなと思います。

 

平石コーチは日本シリーズ前に菅野のどのボールを狙うのかを若手選手たちに確認すると、5番の栗原は「インコースを狙う」と話した。その栗原は第1戦の第1打席の2ボールからの3球目のインコースのスライダーをライトスタンドに運んだ。シーズンから徹底してきた『狙い球を決める』というものが大一番で結果に繋がった。

 

菅野攻略の栗原について

平石 いつもそうなんですけど、あの試合前も栗原とは「どんな球を狙うのか?」と聞いたときに彼は明確に「入ってくるボールを狙います」としっかり整理できていて、あの一打は本当にチームに勇気を与えたと思います。

 

ソフトバンクの強さを聞くと平石は「自分の役割を理解している」と語る。シーズン終盤の12連勝の原動力となり、プロ野球記録を塗り替える13試合連続盗塁を達成した周東がいる。平石が重要だと語るのは1番の周東と3番の柳田を繋ぐ2番バッターの中村晃と川島慶三の存在だった。

 

 

2番バッターの役割

平石 戦略の1つとして周東の盗塁をチョイスする時に、周東が走るのを2番バッターは待たないといけない。でも2球で2ストライクに追い込まれる可能性がありますし、これは全体的に色んなものをチョイスしないといけないんです。普通の選手からするば、その打席をある程度チームのために犠牲にしないといけない。色んな制限があるんで、苦しかった時期もあったと思うんですが、そういう仕事を全うしていく晃や慶三っていう存在は物凄く助かります。

 

更に37歳のベテラン川島慶三は自身の打撃以外でもチームに果たす役割を積極的に担っていた。

 

川島慶三の貢献

平石 試合に出て打つだけじゃなくて、とんでもないミスを犯してしまった選手が、その後に引きずらないように、次にパッと切り替えられるようにフォローも必ずしますし、あとはコーチ陣とも色んな意見の交換もあいつもぶっちゃけて話しに来てくれるんで。彼の存在は大きかったと思いますね。

 

改めてソフトバンクの強さとは

平石 野球の状況を理解したいたりとか、野球そのものを理解している選手。野球を知っている選手がホークスにいるのは確かです。今、経験のある選手があと何年か、いつかは野球選手として終わりを迎える時期をどんな選手でも迎えるので、その後の時代に伝統をどうやって引き継いでいくのか。おそらくホークスというのはそういう伝統がずっとあったと思うんです。更にホークスがずっと勝ち続けるには、そういうものを受け継いでいくのが物凄く大事じゃないかなと思います。

 

 

以上です。

勝者のメンタリティってやつですね。
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