2020年9月18日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs.阪神タイガース戦の6回に大山悠輔に満塁ホームランを浴びた中日ドラゴンズの柳裕也と木下拓哉のバッテリーの配球について元中日の井端弘和、元横浜の野村弘樹、元ロッテの里崎智也がフリーアナウンサーの柴田阿弥と共に語っています。

 



野村 里崎さん、ドラゴンズの柳は大山に満塁ホームランを打たれたんですけど、これは4番のサンズにインコースを突いたデッドボールの後なんですよね。

 

里崎 はい。

 

野村 それで見てると、ここから大山に対してアウトコース中心にいくのは分かるんですけど、結局最後の最後にカットボールが甘くなってホームランになったんですよね。この1球は悔やまれる1球ですよね。

 

大山に満塁被弾のバッテリー配球
1球目 ストレート ボール  外角高め
2球目 ストレート ファウル 外角高め
3球目 スライダー ボール  外角高め
4球目 カットボールをHR   真ん中

 

里崎 そうですね。ちょっと攻めとしては単調でしたよね。

 

野村 はい。

 

里崎 これは柳が制球の悪いピッチャーだったら少し話は変わるんですけど、制球が悪いピッチャーじゃない柳だけに、インコースでサンズにデッドボールを当てたからといってインコースを投げれないピッチャーじゃないと思うんですよね。

 

野村 そう思いますね。

 

里崎 しかも大山の前の打席でもカットボール系をセンターにいい当たりされてるんですよね。

 

野村 はい。

 

 

里崎 そこはセンターの大島がファインプレーで救ってくれたというのがある中で外角一辺倒の配球というのは若干疑問が残りますね。インコースを1球ぐらい使いたかったなというのがバッテリーの配球に疑問がありますよね。

 

野村 やっぱりこの場面ではどっかでインコースを使ってほしかったですよね。

 

里崎 そうですね。だからこの打席の大山に対して2球目のストレートでファウルの後の3球目にインコースはいきやすいですよね。

 

野村 はい。

 

里崎 そこでインコースを突いて、ボールでも良かったんでその後にアウトコースを投げていれば納得の配球ですよね。もしくは1球目からインコースを突いてからのアウトコース勝負。だからインコースを見せてデッドボールも怖がってないというを見せてからアウトコースにいってほしかったですね。

 

野村 なるほど。井端さんはこの配球をどう見ます?

 

井端 この場面は見てたんですけど、サンズに当てた後にどうすんのかなというところで外のストレートから入って、里崎さんが言われたように2球目のファウルの後の3球目にスライダーで変化球でいったので、バッターからすると4球目の外の変化球は読み通りの球で、待ってましたという感じだったでしょうね。

 

野村 バッテリーとしては長打だけは避けたい場面じゃないですか。

 

井端 そうですね。

 

野村 それが最後の最後に真ん中に入ってしまうんですよね。

 

井端 満塁というのでボールにしたくないというのもあった中での投球だったと思うので、やっぱりピッチングの幅を見せるという意味では1球インコース見せた後にスライダーいってたら抑えられた可能性はありましたよね。

 

野村 うんうん。ちょっともったいない投球になりましたよね。

 

 

以上です。

インコースを見せないといけなかった。
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