2020年10月13日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs.中日ドラゴンズ戦でセ・リーグ本塁打ランキング単独トップとなる26号ホームランを放った阪神タイガースの大山悠輔の打撃技術について元中日巨人の井端弘和、元ヤクルト広島の笘篠賢治、楽天で監督をしていたデーブ大久保がフリーアナウンサーの山田幸美と共に語っています。
2打席目 空振り三振
3打席目 レフト前ヒット
4打席目 空振り三振
アナ 阪神は中日に敗れましたが、大山選手がセ・リーグトップとなる第26号を放ちました。
大久保 苫篠さん、彼は茨城県の後輩で自慢です。
苫篠 はい(笑) やっぱりホームランを打つコツを掴んだなという感じがしますよね。
大久保 そうですね。
苫篠 今日のホームランなんかはインサイドに開かないように壁を作るんですけど、それを作り過ぎると今度は詰まるじゃないですか。
大久保 確かに。
苫篠 だからインサイドは体を回して開かないといけないですよね。
大久保 そうですね。
苫篠 そこで体を回転させながらバットをボールの内側から入れることによって、バットの芯をボールのところに持ってこれるようになってるんですよね。だかはコツを掴んだなという感じがしますね。
大久保 うんうん。井端さん、僕は大山が構えた時にバットのヘッドがピッチャーに向いてるのがスゴく気に入ってるんですよ。
井端 はい。本当だったらあれでバットが遠回りしてくる選手もいるんですけど、あれを上手く耳の近くから振り下ろすというイメージで振ってるんじゃないかなと思うんですけど。僕もちょっとバットのヘッドがピッチャーに入れ気味だったんですけど。
大久保 それでちょっと聞きたかったのが、井端さんの体が大きかったらこんな打ち方をしてんだろうなっていうフォームに見えるんですよ。
井端 そうですね。その辺で、「あぁ、今年ちょっとフォームが変わったな」と見てたんですよね。
大久保 はい。
井端 ただ、そこで悪くなってくるとバットがちょっと遠回りしてきて詰まらされたりするんですけど。
大久保 そうですね。
井端 今みたいなバットの出をしていれば、そんなに崩れることはないのかなとは思いますけどね。
大久保 そうですね。バットのヘッドがピッチャーの方に入っていると、テイクバックから耳の近くのところを通る時にヘッドが立ちやすくなるんですよね。だからバットがインサイドでも間に合うと。
アナ なるほど。
大久保 あれ大好き。
アナ ホームラン王争いがデッドヒートとなってますので。
大久保 しかも甲子園が本拠地だから、ホームラン王になったら大偉業ですよ。
2位 岡本和真 25
3位 丸 佳浩 23
以上です。