2021年4月8日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2021』でこの日のvs.千葉ロッテマリーンズ戦で連敗を止める見事なピッチングを見せたオリックスバファローズの山本由伸について、そしてリードをしたキャッチャー頓宮裕真の捕手としての資質を元横浜の高木豊、元ヤクルト広島の笘篠賢治、横浜で監督をしていた大矢明彦がフリーアナウンサーの黒澤詩音と共に語っています。
山本について
シーズン防御率0.78(4/8の試合終了時点)
アナ オリックスがロッテに勝利。山本由伸投手が貫禄のピッチングで2勝目をあげました。
高木 はい。そんなに調子がいいとは感じなかったんですけど、終わってみれば1失点という。苫篠さん、何か力が違うというか(笑)
苫篠 そうですね。またこの球場は風を計算に入れながらのピッチングになってくるので、またドームと違った内容にはなってくると思うんですけど。
高木 うんうん。
苫篠 ただ、山本が投げる試合っていうのチーム全体で勝たせるぐらいのね。やっぱり山本で落としてしまうとっていう部分があると思うんですよね。
高木 そうですね。
苫篠 打線の方も活発に点を取ってくれましたよね。
高木 まあ、山本も普段は1点2点しか取ってくれないから、5点プレゼントされたというのはちょっと調子が狂ったかもしれない(笑)
一同 (笑)
アナ 打線に助けられたところがあったかもしれませんよね。
頓宮について
2打席目 レフト2塁打(打点2)
3打席目 フォアボール
4打席目 サードライナー
シーズン打率.458(4/8の試合終了時点)
アナ 更には頓宮選手もいい働きをしました。
高木 頓宮がいいんですよ。大矢さん、頓宮のこのバッティングもさることながら、キャッチャーとしてはどうなんですかね?
大矢 まあ、バッティングで貢献してる間に色々と覚えていけばいいかなと思うんですけどね。
高木 焦ることはないということですかね。
大矢 そうですね。やっぱり今はあんまり厳しく言っても却ってダメになるケースもあるからね。
高木 はい。
大矢 だからゲームに出てる間に覚えてね。今日も山本が投げる試合で受けて、いいピッチャーが投げてる試合でリードを覚える事ができるんでね。
高木 なるほどね。資質とすれば十分に備えてるということですかね?
大矢 そうですね。使ってもらえる間にベンチから「任せたぞ」という信頼感を得るようなゲームを作っていけばいいと思いますよ。
高木 成長が楽しみです。
以上です。