2021年6月20日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2021』でこの日のvs.中日ドラゴンズ戦でプロ入り最長となる7イニングを投げて無失点の東京ヤクルトスワローズの奥川恭伸のピッチングについて元横浜の斎藤明雄、元日ハムの岩本勉、元横浜の高木豊がフジテレビアナウンサーの海老原優香と共に語っています。

 

奥川のヒーローインタビューの一部

奥川 初めての7回のマウンドだったんですけど、しっかり抑えようと思って投げました。次回も粘り強く投げて、チームに勝ちを付けられるように頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします。

 

 

奥川を語る

この日の奥川の投球内容
7回84球 被安打4 奪三振4 四球2 失点0
今季3勝2敗 防御率460(6/20の試合終了時点)
プロ入り最長の7イニングを投げて無失点!

 

アナ ヤクルトが中日に勝利。明雄さん、この試合のポイントをお願いします。

 

斎藤 今日は奥川でしょうね。立ち上がり、中日の大島を苦手にしてるんですけど、あまり力まずにしっかりとコントロール良く抑えられたかなと思いますよね。フォークも甘く見える時もあるんですけど、キッチリとコントロールされてましたね。

 

岩本 はい。ボールがよく動いてましたよね。

 

斎藤 そして初回の高橋周平の打席ではギアチェンジをしたぐらいの球で力強いストレートを投げるんですよね。

 

岩本 今までは大人の真似事をして、ちょっとらしくないなと思ってたんですよ。

 

斎藤 うん。ちょっと大人しいピッチングをしてたと思うんですよ。でも今日は若者らしく力のある真っ直ぐを投げ込んで、力のあるスライダーとフォークで抑えたのかなというのが見えましたよね。

 

岩本 「これが奥川!」というね。

 

斎藤 はい。球数も少なく攻めのピッチングをしてましたよね。

 

岩本 そうですね。豊さん、打者目線で今日の奥川の投球はどうご覧になりました?

 

高木 いやぁ、登板ごとに大きなっていってますね。

 

岩本 はい。

 

高木 最初は怖々と投げてる奥川がいたんでしょうけど、やっぱりバッターにとって今の奥川に対しては打席に立つのはイヤでしょうね。

 

岩本 うんうん。

 

高木 気持ちが前に前に出て来てますからね。だから非常に厄介なピッチャーになりつつありますよ。

 

岩本 腕の振りが強くなってきてますよぉ。

 

 

以上です。

ようやく本来の姿を見せつつありますね。
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