2021年6月22日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2021』でこの日のvs.横浜DeNAベイスターズ戦で試合を決める貴重な3ランを放った読売ジャイアンツの北村拓己について、そして復調してきた丸佳浩について元中日の谷沢健一、楽天で監督をしていたデーブ大久保、広島で監督をしていた達川光男がフリーアナウンサーの柴田阿弥と共に語っています。
北村のヒーローインタビューの一部
北村 ジャイアンツのユニフォームを着て、ここに帰ってこれたのは本当に感慨深いです。追い込まれていたので、何とか後ろに繋ごうという気持ちと、やっぱり地元石川県でいいところを見せたいという気持ちで打ちました。忘れる事はないと思います。
北村を語る
2打席目 ライトホームラン(打点3)
3打席目 フォアボール
4打席目 ショート併殺打
今季16試合 率.417 本1 点3(6/22の試合終了時点)
故郷に錦を飾る3ラン!
アナ DeNAを下し巨人が3連勝です。地元金沢でホームランを打った北村選手は感慨深い顔をしてましたね。
大久保 うんうん。両親も来てたという。
アナ ご家族もいらっしゃってたという情報ですね。
大久保 はい。谷沢さん、嬉しかったでしょうねぇ。
谷沢 それにしても元々シュアなバッティングをしていて、柔らかいバッティングをするんですよね。
大久保 そうですよね。
谷沢 だから、頭角をもっと早く現してくるだろうと思っていたけどね。今日はご当地というか、星稜高校出身ですからね。そういう意味では両親を含めて関係者も喜んでいるでしょうね。
アナ やっぱり地元は違うんですか?
大久保 もちろん。『故郷に錦』ってね。達川さん、原監督はもともと北村を岡本の後の右の長距離砲として期待してるんですよね。
達川 えぇ。
大久保 僕は岡本の後を任せてもいい右バッターだと思うんですけど、どうですか?
達川 タイミングの取り方もいいですしね、今日のヒット2本は引っ張りですけど、逆方向にもスライダーとかを上手く打つんですよ。
大久保 そうですね。
達川 だから我慢して使えばそこそこ打つと思いますよ。
アナ 見事に故郷に錦を飾りましたね。
丸を語る
今季44試合 打率.255 本塁打6 打点13
アナ そして先制ホームランを放った丸選手は復帰後4試合で打率5割超えと調子がいいですね。
大久保 うん。谷沢さん、ぜひ解説をお願いします。
谷沢 丸選手はファームに落ちて、体のキレを戻してきたと思うんですよね。そして長嶋さんもファームに視察をして発破をかけたそうですけども。
大久保 はい。
谷沢 ちょっと変わったところがあるんですよ。それはテイクバックを取った時にトップの位置で一回パッと止まるんですよ。
大久保 はい。
谷沢 今までの悪い時にはこれがヒッチして止まらずに流れたままスイングしてしまう。
大久保 動きっぱなしということですね。
谷沢 それで一瞬止まるようになって、ボールを見る瞬間があるんですよね。
大久保 なるほどですね。
谷沢 そこが良くなったところだと思いますよ。
大久保 王会長も言ってました。「バッターは一瞬止まる時がないと打てないだ」と。
谷沢 うん。でもあそこは意識できない部分で難しいからね。
大久保 そうですね。
以上です。