2021年9月25日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2021』でこの日のvs.埼玉西武ライオンズ戦で先発3戦3連となった千葉ロッテマリーンズの河村説人について、そして帰ってきた中継ぎ唐川侑己について元近鉄西武の金村義明とヤクルトで監督をしていた真中満がフリーアナウンサーの梅田淳と共に語っています。
河村のヒーローインタビューの一部
河村 とにかく連敗を止めるというのを目標を持ってマウンドに上がりました。コースを間違わないように丁寧に投げれたのが、今日は良かったのかなと思います。5回までは良かったんですけど、どうせなら6回のスリーアウトを取って終わりたいなという気持ちでした。
河村を語る
今季3勝0敗 防御率3.82(9/25の試合終了時点)
先発3戦3連勝!
アナ ロッテが西武に勝利。真中さん、河村は非常に落ち着いたヒーローインタビューでしたが、どう見られましたか?
真中 非常に内容が良かったですね。今日は5回2/3を投げたんですけど、角度が非常にあって上から投げ下ろすストレートなんですよね。この力のあるストレートと、カット・カーブ・フォークと非常に緩急を上手く使いながらの投球ですから、西武打線が的を絞れないという投球でしたよね。
アナ なるほど。
真中 フォークなんかは高めのボールぐらいのところから低めまで落ちますから、非常にいいフォークを投げますよね。
アナ 縦横の幅がある。
真中 そうですね。幅がありますね。そしてそんな中で一番良かったのがストレートだと思うんですよ。
アナ えぇ。
真中 ストレートに角度があると思うんですけど、右バッターのインコースにほとんど投げ間違わないんですよね。投げ間違えても右バッターのインコース方向に行きますから、真ん中の方には決して入って来ないというものでしたから、非常にストレートを丁寧に投げていたという印象ですね。
アナ 金村さん、いいピッチャーですね。
金村 打ちづらそうですよね。バッター目線からだと角度がありますし、昔で言うところのドロップみたいなカーブも投げますし、これは心強いルーキーが出て来てくれましたよね。
アナ そして真中さん、6回途中でマウンドを降りた河村を救ったのがリリーフ陣です。唐川が戻ってきてます。
真中 そうですね。6回のピンチの場面で投げた唐川で、相手バッターは勝負強い栗山ですよね。そこを内野ゴロで仕留めて、非常に落ち着いてましたよね。ここを抑えたことによってゲームの主導権を握れましたよね。
アナ うんうん。
真中 唐川のあとの中継ぎ陣もパーフェクトです。誰も打たれないという試合運びだったんですよね。唐川は離脱してたんですけど、唐川が帰ってきたことによって中継ぎも少し楽になるかなという感じなので、非常にいい状態ですよね。
アナ なるほど。金村さん、唐川の復帰によって中継ぎがより整ってきましたよね。
金村 整いましたね。抑えの益田にかなり負担が掛かってましたし、横浜からやって来た国吉が目立ってましたけど、唐川が帰って来たら随分と楽になりますよ。
以上です。