2022年4月16日に日本テレビで放送された『Going Sprort & News』で大谷翔平や鈴木誠也も使っているヘッドをくり抜いているバット。巨人の岡本和真も使っている。何がどう違うのか高橋由伸が語っています。
先端をくり抜いたバットとくり抜いていない普通のバットの比較
これの違いは先端がくり抜いた分、先端が軽くなり芯の位置が手前になる
大谷や鈴木誠也も使っているくり抜きバット
岡本が語るその効果とは
―くり抜きバットを使う理由
岡本 僕は基本的にバットの先っぽで打つバッターじゃないので。どちらかと言うと詰まり気味で押し込んで打つので。芯の位置が手前にあった方がいいなっていう。
高橋由伸はこう話す
―くり抜いてないバットについて
高橋 くり抜いてない普通のバットだとヘッド(先端)に重みがあるので、遠心力を使ってポイントを前で打ちたいタイプ。松井秀喜さんだったり、イチローさんがそのタイプなのかなと。
―くり抜いたバットについて
高橋 くり抜くと先端の重みがなくなりますので振り抜きが良くなる。その分、ポイントを手元まで引き付けて打ちたいタイプ。岡本みたいな詰まりながら打ちたいバッターにはくり抜いたバットがいいんじゃないかと思います。
―使い分けもしていた
高橋 僕なんかは夏場に疲労でバットが出てこないときにバットの振りを良くするためにくり抜いたバットを使ったりしていました。晩年、代打になったときには近くまでボールを呼び込んで何とか当てる、何とか詰まりながらも打ちたいというのでくり抜いたバットを使っていました。
以上です。
くり抜きバットは詰まっても持っていける。