2022年4月24日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2022』でこの日のvs.オリックスバファローズ戦で3勝目を飾るも5四死球で内容がイマイチだった千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希について元日ハムの岩本勉、元ヤクルトの五十嵐亮太、横浜で監督をしていた大矢明彦がフジテレビアナウンサーの海老原優香と共に語っています。

 

この日の佐々木の投球内容
5回90球 被安打6 奪三振4 四死球5 失点2
今季3勝0敗 防御率1.50(4/24の試合終了時点)
勝利投手も苦しい投球

 

アナ ロッテがオリックスに勝利。五十嵐さん、佐々木朗希投手のピッチングはどうでしたか?

 

五十嵐 あまり良くない中でしっかり5回を投げ切ったのかなと思いますね。ストレートは150後半から160前半で最高164キロだった思うんですけど、やっぱりフォークのコントロールを乱すことが多くて、本人も真ん中近辺を狙うんですけど、なかなかコントロール付かずというところでしたね。

 

岩本 うんうん。

 

五十嵐 でも叩き付けるスイングをするバッターが多かったのでゴロを打たせてゲッツーとかで逃げ切るシーンもあったんですけど、本来の佐々木投手のピッチングではないのかなという。その中でもよく抑えたかなっていう内容でしたね。

 

岩本 大矢さん、悪いなりにという五十嵐さんの見解でしたが、今日の佐々木のピッチングについてはどういう感想をお持ちですか?

 

大矢 まあ四死球が5と少し多かった印象だけど、あんまりアンパイアを怒らせない方がいいんじゃない?(笑)

 

岩本 はい(笑)

 

大矢 岩本さんと五十嵐さんはピッチャーだけど(笑)

 

岩本 これも感情が表に出てしまって、アンパイアの方も人間ですから、その感情がぶつかったときにイヤなスパイラルが起きたようにも見えたんですけどね(苦笑)

 

大矢 うーん。ピッチャーが不満を表に出し過ぎると、審判が構えちゃうからね。「佐々木だからキッチリ見てやろう」って。

 

 

岩本 なるほど。

 

大矢 あんまりいい影響は与えないんじゃないかなと思うのと。

 

岩本 はい。

 

大矢 投げるだけじゃなくて、守備だとかカバーだとか、プロのピッチャーになると覚えることがたくさんあるなと思いながら見てたんだけどね。

 

岩本 はい。五十嵐さん、現役中にいいボールを投げ込んで、ストライクだと思ったのがジャッジに嫌われることもあったと思うんですけども。

 

五十嵐 やっぱりリアクションとしては出てしまいますよね。

 

岩本 はい。

 

五十嵐 それに対して審判も反応する気持ちは僕もやっぱり分かります。でもピッチャーに対して注意するのはいいんですけど、そこを感情的になるかならないかっていうのは重要なポイントであって、そこを感情的になって注意するのではなく冷静に「今のは良くないですよ」っていうことを伝えるのが大事なのかなと思いますね。

 

岩本 そうですよね。

 

五十嵐 まあ若い投手なのでこういうことがあってもおかしくないですし、このことを次に生かしてそうならないように。結局、誤解を招いてしまったことには間違いないので、誤解を招かないようにね。

 

岩本 うんうん。

 

五十嵐 本人も多分審判に対してやったつもりはないと思うんね。でも結果的に誤解を招いてしまったところで今日の出来事を胸にしまって次の登板に備えてほしいと思います。

 

 

以上です。

審判が感情的になっていた。
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