2022年6月1日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2022』でこの日のvs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦で8回裏にタッチアップできなかった中日ドラゴンズの鵜飼航丞の走塁判断について元横浜の平松政次、元ソフトバンクの松中信彦、元横浜の野村弘樹がフリーアナウンサーの袴田彩会と共に語っています。
アナ 中日が楽天に敗れました。野村さん、今日の中日はいかがでしたか？
野村 ドラゴンズの8回裏のノーアウト1-2塁の攻撃です。阿部のライトへの深い打球で2塁ランナーの鵜飼がタッチアップできませんでした、松中さん。
松中 難しい判断なんですけど、それでも野球のセオリーからしたらタッチアップしないといけない場面なんですよね。
野村 ノーアウトだったら。
松中 はい。ワンアウトだったらこういう判断も仕方ないんですよ。なので、ちょっと塁から出過ぎ(離れ過ぎ)で打球を見てたんですよね。あれで抜けてしまえば楽々ホームインできるので、こういう場面はノーアウトでは打球が上がったら、必ずタッチアップ。
野村 うんうん。
松中 これはセオリーなので、このプレーはもったいなかったですね。
野村 判断ミスというところで点も取れなかったと。平松さん、ドラゴンズはなかなか点が取れない中でこの走塁は響きますよね。
平松 2点差だったんでね。1点取ればどうなってたのかゲームは分からないんで、本当に松中さんが言われたように、このケースはフライが上がったらすぐにベースに帰るというのがセオリーですよね。
野村 うんうん。
平松 これは鵜飼のボーンヘッドですよ。完全にサードに行かないとね。そうしたら次の高橋周平がサードライナーでしたけど、結果がどう変わったのかね。そういうところがもったいないよね。
野村 この8回裏の楽天の守備は4番の島内を代えてライトに田中和基を入れてたんで、この辺のベンチワークも含めていい方向に繋がったのかなと思いますね。あの当たりは難しい打球でしたからね。
以上です。
