2022年7月15日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2022』でこの日のvs.読売ジャイアンツ戦で延長に満塁ホームランを放ちヒーローとなった広島カープの磯村嘉孝のキャッチャーならではのバッティングについて元近鉄の阿波野秀幸、元横浜の斎藤明雄、ヤクルトで監督をしていた真中満がタレントの磯山さやかと共に語っています。

 

磯村のヒーローインタビューの一部

磯村 チャンスだったので、来た球をとにかく振るつもりで振ったら当たりました(笑) ピッチャーもバッターも粘ってきてこの展開になって、最後に駄目だったらイヤだなと思いながら、打席には入ったんですけど、打席で割り切れたので、ああいう結果になったと思います。明日、明後日とまだ6連戦が続きますけど、皆さんの応援を背に頑張っていきたいと思います。また明日からも応援お願いします。

 

 

磯村を語る

この日の磯村の打撃内容
1打席目 左中間ホームラン(打点4)
延長戦を制する満塁弾!

 

磯山 広島が延長で決着を付けました。明雄さん、磯村選手の満塁ホームランには驚きました。

 

斎藤 本当にビックリ(笑)

 

真中 はい(笑)

 

斎藤 やはりキャッチャーの読みなのかな。野球の定説で「フォアボールの後の初球を狙え」という言葉があるんですけど、磯村がヒーローインタビューで言ってたように「来た球を打つ」と。

 

真中 はい。

 

斎藤 菊地はどんなボールが良かったのかをネクストバッターズサークルでしっかりと見てたと思うんですよ。

 

真中 うんうん。

 

斎藤 長野がよく粘っていたので菊地のボールをよく見れた。そしてキャッチャーの立場から菊地をリードするなら、「ストライクを取るボールはスライダーかな?」という感じで打席に入ったと思うんですよね。

 

真中 はいはい。

 

斎藤 そこにスライダーがやや甘く入ってきて、しっかりと振り切れたホームランでした。キャッチャーとして素晴らしい読みだったと思いますね。

 

真中 阿波野さん、磯村選手は「来た球を打つ」と言ってましたが、本当はスライダーを狙ってたんじゃないですかね?(笑)

 

阿波野 はい(笑) 磯村選手にとってはチャンスボールでしたよね。ですから、磯村選手が守っている立場ならピッチャーに「変化球は浮かせるなよ」とアドバイスすると思うんですよね。この辺は上手く捉えましたよね。

 

真中 貴重な一発になりましたね。

 

 

以上です。

キャッチャーらしい素晴らしい読み。
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