2022年8月23日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2022』でこの日のvs.千葉ロッテマリーンズ戦で1点差ゲームを逃げ切った埼玉西武ライオンズのリリーフ陣の奮闘について元近鉄の阿波野秀幸、楽天で監督をしていた田尾安志、同じく楽天で監督をしていたデーブ大久保がフリーアナウンサーの山田幸美と共に語っています。
アナ 西武がロッテとの1点差ゲームを逃げ切り、首位キープです。阿波野さん、終盤に追い上げられましたが、リリーフ陣が頑張りました。
阿波野 今日見てたら、公文と森脇が一人一殺でした。よく抑えましたよ。
スミス 0.1回 被安打2 失点1 防御率2.60
公文 0.1回 被安打0 失点0 防御率0.00
森脇 0.1回 被安打0 失点0 防御率1.47
増田 1回 被安打0 失点0 防御率1.62
阿波野 リリーフは1イニング任せてくれたら、次のバッターを見ながらとかで何とかできるんですよ。
大久保 なるほどね。
阿波野 ただね、ワンポイントだと「そのバッターを抑えてくれ」となるんで、実はスゴく辛い。
大久保 難しいですよね。
阿波野 はい。これまでブルペンでこのチームを支えてきたわけですから、今は勝てる試合は全部いくぞとみんながなってますよね。
大久保 そうですね。
阿波野 いよいよそういうスイッチが入ったかなと思います。
大久保 監督とベンチにいるコーチとブルペンコーチと全部連携が上手くいってないと、あれだけの結果は出しづらいですからね。今日の継投は絶好のタイミングでしたね。
アナ そして攻撃では1回表、ノーアウト1-2塁で3番の森選手が今シーズン初の送りバントをしたんですよね。田尾さん、これは「サインではなく自ら選択した」ということなんですよ。
田尾 そうですよね。これどうしてもランナーを次の塁に進めたかったというところですよね。ここでロッテの先発ピッチャーの石川はコントロールがいいんで、多分引っ張れる球を投げてこないということで、自分で考えてやったと思うんですよ。
大久保 なるほど。
田尾 これ監督からすれば非常にありがたい送りバントだったと思いますよ。
大久保 森にはバントを出しづらいですからね。
田尾 出しづらい。
アナ そういう状況判断、そして状態も上がってきてるという事なんでしょうね。
大久保 そうですね。
以上です。