7戦目でプロ初勝利 中日・上田洸太郎を井端 高木 斎藤明雄が語る

2022年9月8日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2022』でこの日のvs.広島カープ戦で7戦目の登板でプロ初勝利を飾った中日ドラゴンズの上田洸太郎のピッチングについて元横浜の高木豊、元中日の井端弘和、元横浜の斎藤明雄がタレントの稲村亜美と共に語っています。

上田のヒーローインタビューの一部

上田　本当にチームに迷惑ばかりかけていたので、今日は本当に勝てて嬉しいです。とにかく攻める投球を意識してマウンドに上がりました。(2勝目3勝目も)目指して頑張ります。

上田を語る

稲村　上田投手が7戦目にしてプロ初勝利でした。井端さん、試合はいかがでしたか？

井端　まあ、上田投手ですよね。

稲村　はい。

井端　序盤からどのバッターに対してもボールが先行して2ボールだったんですよね。それでも菊池選手をダブルプレーで打ち取ったり、相手がエンドラン仕掛けたら失敗したり、その後のバッターがダブルプレーとか。

高木　そうでしたね。

井端　でもその後は上手くファウルを打たせたりとか出来てたんですよね。

高木　うんうん。多彩ですよね。

井端　そうですね。特に右バッターへのスライダーというか、カット気味のボールで上手くファウルを打たせていたなと思うので。それを意識するあまり外のチェンジアップにやられるバッターが多かったですね。

高木　明雄さん、7戦目でプロ初勝利をどう見ますか？

斎藤　もうちょっと打線が打ってくれたら、もうちょっと早く勝てたかなというのもあるんだけど。

高木　確かに(笑)

斎藤　だけどね、ピッチングが物凄く丁寧ですよね。井端さんが言われたように2ボールでも見逃しじゃなくて、バットを振らせてのファウルを打たせてカウントを稼げるピッチャーじゃないかなと思いますよね。

高木　うーん。

斎藤　それで勝負球にチェンジアップを投げたりするので、ちょっと山本昌さんに似てるんじゃないかなと思いました。

高木　うんうん。井端さん、タイプ的にはそうですよね。

井端　そうですね。球速も140キロくらいしかないんですけど、やっぱり右バッターのインサイドへのボールは良かったなと思いますね。

稲村　次戦も期待ですね。

以上です。