2022年9月23日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2022』でこの日のvs.読売ジャイアンツ戦で引退することになった中日ドラゴンズの福留孝介について元ヤクルトの五十嵐亮太、ヤクルトで監督をしていた真中満、楽天で監督をしていたデーブ大久保がタレントの磯山さやかと共に語っています。

 

福留の引退スピーチの一部
小学生の時に串間キャンプで、中日ドラゴンズを見て、中日ドラゴンズのチームに惹かれ、そしてその中にいた立浪監督に憧れ、プロ野球選手を目指してきました。

24年間、素晴らしいチームメート、すばらしい指導者の下、プレーさせていただき、その中に佐々木恭介コーチと出会い、「打撃を一から作り直そう」。そう言って毎日バットを振り続け、朝起きるときには、自分の手がバットの形をして固まったまま、そんな日々を繰り返しながら、松井秀喜さんに勝って初めて首位打者を獲得したとき、この世界でやっていける自信を持てたのを思い出します。

しかし、日本一になった時に自分自身、故障でその場所にいれなかった、その悔しさ、その気持ちもここまでプレーを続けてきた原動力だったと思います。

自分の野球人生がスタートしたこの場所でファンのみなさまの声援に包まれてユニホームを脱げる、僕は本当に幸せものです。

24年間、温かいご声援、本当に本当にありがとうございました。

 

 

福留を語る

日米通算成績
2618試合 率.280 安2450 本塁打327 点1273
MVP1回、首位打者2回、GG5回

 

磯山 福留選手の素晴らしい引退セレモニーでした。

 

真中 首位打者2回、ゴールデングラブ賞5回、MVP1回と。スゴい選手でしたね。

 

磯山 日本代表としても活躍されましたしね。

 

真中 そうですね。通算成績の数字を見ればスゴいのが分かると思うんですけど。五十嵐さんは福留選手とけっこう対戦がありましたよね?

 

五十嵐 僕はスゴく打たれてる。

 

真中 はい(笑)

 

五十嵐 3割7分くらい打たれてるんですよ。

 

真中 あっ、そんなに打たれてるんですか。

 

五十嵐 はい。やっぱり福留選手というのは技術的なこともそうなんですけど、野球IQが高いって言葉を使うと思うんですが。

 

真中 うんうん。

 

五十嵐 そういったものが備わっていますよね。素晴らしいプレイヤーです。僕、プライベートでもご一緒する機会があって。

 

真中 そうなんですね。

 

五十嵐 はい。プライベートでは本当に面白いお兄さんっていう感じで、その辺のメリハリの付け方も上手かったですね。

 

真中 なるほど。デーブさん、45歳まで24年間の現役でしたけど、印象はいかがですか?

 

大久保 通算成績を見ても、末代まで誇れる数字ですよね。

 

真中 はい。

 

大久保 そして本人の節制と、最後は中日でユニフォームを脱げるというのが素晴らしい球団ですよね。

 

真中 そうですね。ドラゴンズに帰ってきて、プレーしたのも本人にとっても良かったですよね。

 

大久保 そうですね。

 

真中 本当に3拍子揃った選手でした。寂しいですけど、この引退はしょうがないですね。

 

磯山 改めて福留選手、24年間お疲れ様でした。

 

真中 素晴らしい選手でした。

 

 

以上です。

勝負強いバッターでした。
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