2022年10月2日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2022』でこの日のvs.千葉ロッテマリーンズとのシーズン最終戦をマジック1で迎えましたが、試合に敗れて優勝を逃した福岡ソフトバンクホークスについて元日ハムの岩本勉、元巨人の斎藤雅樹、横浜で監督をしていた大矢明彦がフジテレビアナウンサーの海老原優香と共に語っています。
アナ 最終戦でロッテが勝利。ソフトバンクは最後の最後に力尽きました。大矢さん、この試合をどうご覧になりましたか?
大矢 いやぁ・・・本当に力尽きたと言ってもいいと思うんですけどね。
アナ はい。
大矢 今日のソフトバンクの先発の板東が5回まで無失点でキッチリと抑えていたんですよね。その時点で2- 0で勝ってて、継投で後を投げるピッチャーが「逃げなきゃ」という気持ちが強かったと思うんですよね。
岩本 うんうん。
大矢 6回裏から投げた泉は1アウトから安田にツーベースを打たれて、バッター井上を迎えて最初の5球全部ツーシームを投げたんですけど、ほぼ見切られていたのにツーシーム連発で何か逃げてるような感じがしてね。それで最後に真っ直ぐ投げたんだけどボールになってフォアボールでランナーを貯めてしまったと。これが大きかったんですよね。
岩本 はい。
大矢 そして次の打者の山口に3ランを打たれて逆転。あれだけツーシームが散らかっていたので真っ直ぐしか投げれなくなったから打たれてしまったようなもんですよね。だからフォアボールって大きいなあとつくづく感じましたね。
アナ なるほど。大矢さん、続いてのポイントをお願いします。
大矢 はい。次の7回裏ですね。この時点でまだ1点ビハインドでまだ分からない状況です。ピッチャーは甲斐野です。そこで先頭の松川をフォアボールで出しちゃうんですよね。だから自分たちでどんどん苦しくさせてしまうんで、確かにここのところ連投が重なるピッチャーが多くて疲労がきてるかなっていうのはあると思うんだけど、もうひと踏ん張りしてほしいところだったね。
岩本 はい。
大矢 結局、フォアボール出した後にもまたフォアボールを出して中村奨吾にダメ押しのタイムリーを打たれたと。
岩本 雅樹さん、フォアボール絡みの失点は重たいですよね。
斎藤 重たいですね。
以上です。