2022年10月12日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2022』でセ・リーグ クライマックスシリーズ ファイナルステージ 第1戦 東京ヤクルトスワローズvs阪神タイガースで勝利に導いたヤクルトのオスナとサンタナのホームランについて元横浜の野村弘樹と横浜で監督をしていた大矢明彦がフリーアナウンサーの袴田彩会と共に語っています。
アナ ヤクルトが阪神に快勝でファイナルステージ 第1戦をものにしています。大矢さん、この試合のポイントをお願いします。
大矢 やはり初回のオスナの3ランですね。
1打席目 レフトホームラン(打点3)
2打席目 センター2塁打
3打席目 ショートゴロ
4打席目 見逃し三振
主導権を握る先制3ラン!
大矢 2アウトランナーなしからのフォアボール2つと、西にしては珍しいピンチの背負い方をして、2ボールになってからインサイドに絞ったんですよね。
野村 はい。
大矢 ゲームの中で、まさか西から初回に3点取るなんて無いだろうなというところで3ランだったんで。これが大きく左右しましたよね。
アナ これで小川投手も投げやすくなったんじゃないですか?
大矢 野村さん、3点あると「いけるぞ」と思うよね。
野村 ましてやこういう大一番で初回に3点取ってもらって、こんな嬉しい援護はないですよね。
大矢 そうですよね。
野村 ただ難しい球ですよね。
大矢 あれは読んでたね。
野村 なるほど。
大矢 外、外、外と3球行った後で「そろそろインサイド来るぞ」という読みはあったと思う。
野村 2ボール1ストライクというヒッティングカウントというところで、オスナの読み勝ちというところですかね。
大矢 うん。読み勝ちなんだけど、そこでしっかりとホームランにできたのが大きいよね。
アナ 見事なホームランでした。大矢さん、他に攻撃陣で良かった選手はいますか?
大矢 もう一人、サンタナですね。
1打席目 ライトファウルフライ
2打席目 センター犠牲フライ(打点1)
3打席目 センターホームラン(打点2)
流れを取り戻すダメ押しの2ラン!
大矢 1点反撃された後のイニングだったんで、流れがどうかなというところをバチーンと流れを取り戻したんだよね。これで阪神も参りましたとなる一発でね。初球でしたが逃しませんでしたね。
野村 うんうん。
大矢 これオスナとサンタナと今日は2人で6打点ですからね。
野村 今日、山田村上はフォアボールで出塁はありますけど、ヒットはないところですからね。
大矢 はい。
野村 タイガースのピッチャーは間違いなく山田と村上をマークしてると思うんですよ。その後ろのピッチャーにやられるとね。
大矢 うかうかフォアボールも出せないですね。
野村 そういうことですね。勝負をしないといけない。
大矢 長打があるのが大きいですよね。
以上です。
オスナが打つと打線が強力になりますね。