2022年11月26日にフジテレビで放送された『S-PARK』でプロ野球選手100人が選ぶ走塁部門のランキングが紹介されていました。ナレーションと共に進行します。
走塁部門 第5位
山崎康晃 スタートと判断が良いですよね。
石川雅規 ランナーに出すとスゴく厄介だなと思うので。阪神の中野選手です。
2021年に史上4人目となるルーキーで盗塁王を獲得。阪神の中野拓夢が4票を獲得し、2年連続のランクイン。
走塁部門 第4位
長岡秀樹 「その当たりで3塁まで行く?」っていうのが。
中田翔 常に次の塁を狙ってるような走塁は守っていてスゴくイヤですし。
大野雄大 ただ単に速いんじゃなくてベースランニングが上手いなと。ヤクルトの塩見選手です。
不動の1番バッターとしてリーグ連覇に貢献。ヤクルトの塩見泰隆が7票を獲得。帝京大学でチームメイトだった阪神の青柳晃洋が当時のエピソードを語る。
青柳晃洋 イノシシを追い掛けたという話がありますけど、うり坊くらいのサイズで。たまに大学のサブグラウンドに出没するんで追い掛けて捕まえようとしてましたね(笑) ちょっと野性味溢れた選手なので。
走塁部門 第3位
塩見泰隆 上手いですよね。スタートの切り方とかも。
木下拓哉 走らないときも威圧感を感じました。阪神の近本選手です。
4年連続のランクイン。セ・リーグの盗塁王、阪神の近本光司が12票を獲得し3位。プロ4年目で3度目の盗塁王に輝いた近本ですが、チームメイトを唸らせた走塁がある。
湯浅京己 内野ゴロでホームインしたときのスタート。
それは7月16日の中日戦のプレー。9回裏、1点を追う場面で内野手が極端な前進守備を敷く中。
間一髪でタッチを掻い潜り同点のホームイン。これぞプロの技という神走塁だった。
走塁部門 第2位
丸佳浩 躊躇せずに一歩目が踏み出せる選手なので憧れますね。
森友哉 リードもアホみたいにデカいし、「どうやって刺すねん」と思いながら。
安田尚憲 普通の送りバントでもセーフティバントになってしまうので。
過去、この部門で2度ナンバーワンに輝いたソフトバンクの周東佑京が20票で2位で登場。プロでも12秒を切れば俊足と言われる3塁打の3塁到達タイムでは今季のパ・リーグナンバーワンの10秒72を叩き出した。その快速は1塁にいてもエンドランで一気に3塁ではなく、ホームを陥れてしまうその速さにSNSでトレンド入りしたのは「♯周東は1塁でも得点圏」というものだった。
そしてその周東を抑えたナンバーワンは・・・。
走塁部門 第1位
近藤健介 もう跳び跳ねて走ってる感じなんで。
栗林良吏 レベルが違うのかなってくらい速く感じたので。
島内宏明 セコいくらい速いですね。
2021年のナンバーワンのロッテの和田ではなく、同じロッテの高部瑛斗が23票でナンバーワンに。3年目の今年はレギュラーに定着すると、5月には1試合3盗塁をマーク。今季の盗塁数は44個と2位の周東の22個とはダブルスコアを付けて盗塁王のタイトルを獲得した。
その俊足を持ってすれば、打ち損じの内野フライがなんと犠牲フライに。
山口航輝 やっぱり人が帰ってこれないようなところもホームに帰ってくるのが高部さんだと思うので。本当にスゴい走力を今年は見れたかなと思います。
高部のコメント
―昨シーズンから変わったことは?
高部 試合に出続けることで経験であったりとか、行く勇気が出たのかなと思います。
―お父さんに「運動会でビリになったら罰として野球をしなさい」と言われたのがキッカケで野球をするようになった?
高部 本当です。運動するのがあんま好きじゃなくて、それで勉強もできなかったので、それで父が「何かやれ」ってことになって。
―それで盗塁王になってしまった
高部 色々あったんですけど、良かったなと思います。
運動会でビリだった少年時代から、球界屈指のスピードスターに上り詰めた高部瑛斗。初のナンバーワンに輝いた。
1位 高部瑛斗 23票
2位 周東佑京 20票
3位 近本光司 12票
4位 塩見泰隆 7票
5位 中野拓夢 4票
以上です。